AKB48グループのメンバーが、女子プロレスラー役でガチンコ勝負を繰り広げるテレビ朝日系の深夜ドラマ『豆腐プロレス』(1月21日スタート、毎週土曜24:35~25:00)に、俳優の菅原大吉と、渡辺いっけいが出演することが30日、明らかになった。

『豆腐プロレス』に出演する菅原大吉(左)と渡辺いっけい=テレビ朝日提供

このドラマは、現役女子高生だけで構成されるプロレスリーグが舞台。衰退してしまった「錦糸町道場」を再生させようと奮闘するメンバーに、宮脇咲良、向井地美音、横山由依ら。対抗するスターレスラー集団「白金ジム」のメンバーとして、松井珠理奈、兒玉遥、島田晴香、松村香織、白間美瑠らが参戦し、第一線で活躍したプロレスラーのコーチ2人のもと、厳しいトレーニングを受けながら、撮影を行っている。

今回新たに出演が決定したのは、宮脇演じる主人公の父・洋平役の菅原大吉。豆腐店を営みながら「錦糸町道場」を運営していた元レスラーだが、プロレスを嫌悪する娘の咲良と分かり合えないまま他界してしまうという役柄で、菅原は、横山とレスリングを行うシーンを撮影したが、「彼女の膝、肘は真っ赤に擦れ血が出そう。しかし、組んだ時の彼女の目は力強くはつらつと声を出しものすごい気合だ」と、その本気度に驚いている。

その洋平の弟子だったが、師匠を裏切って「白金ジム」を新設した矢崎英一郎を演じるのが、渡辺いっけい。物語の重要なカギを握る男だが、「あいさつもそこそこに始まったリハーサルで、僕は宮脇咲良さんの目ヂカラに一瞬で負けそうになりました。この子はただ者じゃない、本気でぶつからないとやられる、渡辺いっけいの危険察知信号が鳴り響きました」と、こちらも"ガチ"度におののいているようだ。