20日に最終回を迎えたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の"恋ダンス"の振り付けを担当した演出振付家・MIKIKO氏が26日、東京・赤坂BLITZで行われた「第4回 全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」全国大会にスペシャルゲストとして登壇した。

スペシャルゲストとして登壇した演出振付家のMIKIKO氏

『逃げ恥』のエンディングで主題歌「恋」に合わせてキャスト陣が披露した"恋ダンス"は、完コピする人が続出する大ブームに。MIKIKO氏は「実はすごく難しくて、プロのダンサー用に振りつけた振り」と説明した後、生徒と共に"恋ダンス"の一部を踊った。そして、「私は高校になってからダンスを始めたので、みんなみたいな年齢からダンスができていることは幸せなこと。また、赤坂BLITZは数々のスターを生み出したステージなので、ここに上がれるのはすごいラッキーなことです。悔いのないよう全力で踊ってくれたら」と呼びかけた。

子供たちのダンスを見守ったMIKIKO氏は「子供たちが、想像していたよりも無垢で一生懸命で感動しました」と話し、「子供たちが"恋ダンス"を踊りながら出迎えてくれてうれしかったです」と感激。また、「ダンスの大事なところは、身体の動きをそろえるだけでなく、心をそろえること。『逃げ恥』の時も、キャストの方々が熱心に練習してくれ、キャスト・スタッフのみなさまの気持ちが一つになって、ああいうダンスができあがったのだと思います」と語り、「今回の経験が一体感やダンスの楽しさを知るきっかけとなり、将来プロのダンサーが出てくるかもしれないと思うと今から楽しみです」と期待を寄せた。

この日は東京都の小池百合子知事も登壇し、「練習の成果をここでベストの状態で発揮してほしい。そして、忘れることのできない日にしましょう」と開会のあいさつ。「2020年に東京オリンピック・パラリンピック大会が開かれます。みなさんアスリートになって出ているかもしれないし、みんなでダンスを繰り広げているかもしれませんね」と話し、「私、東京都知事、小池百合子からも大きなエールを送って参ります。今日は頑張ってください!」と盛り上げた。

同コンクールは、2012年度より全国の小・中学校で必修となったダンスの授業"現代的なリズムダンス"をテーマに、クラス単位で発表する大会。12月26日・27日の2日間かけて行われる全国大会では、地方大会と映像審査を勝ち抜いた全国の小・中学生がダンスを最終決戦を繰り広げている。審査委員長は、元SPEEDメンバーで参議院議員の今井絵理子氏、タレントの恵俊彰ら。TBSでは1月2日(6:00~6:30)、本大会の模様と全国大会出場を懸けた地方大会に密着取材した『第4回 全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール』を放送する(関東ローカルほか)。