作家の乙武洋匡氏(40)が、11日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)を通じ、テレビ朝日に向けてのコメントを発表。皮肉たっぷりの内容に、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)も「すげえ……」と驚いた。

乙武洋匡氏

8日発売の週刊誌『週刊文春』で、テレ朝の田中萌アナウンサー(25)と加藤泰平アナウンサー(33)の不倫疑惑が報じられ、同局広報部は「プライベートなことですのでお答えは控えさせていただきます」と対応。乙武氏は自身のツイッターで「どの口が言ってんだよ。さんざん人のプライベートをいじくり回しておいて、いまさら何を言ってるんだか」と怒りをあらわにしていた。

不倫騒動から復帰した矢先の発言に、ツイッター上では非難の声も。これをこの日の『ワイドナショー』では炎上ニュースとして取り上げ、司会の東野幸治(49)が乙武氏からのコメントを「今後一切、他人のプライバシーをつまびらかにするような報道を放棄する旨のコメントを出されたテレビ朝日さんに心から敬意」と読み上げた。

これを受け、松本は「すげえ……」に続いて、「電動車椅子のギアをトップに入れたよね」と例えてスタジオは爆笑。社会学者の古市憲寿氏(31)も「挑戦的な感じですね」と驚き、東野は「行間からも悪意しか見えてきませんもんね」と笑みを浮かべていた。

■乙武洋匡氏のコメント

「殴られる覚悟もないのに、かんたんに人を殴るのか」――と言いたいところですが、「プライベートなことですので」と、今後一切、他人のプライベートをつまびらかにするような報道を放棄する旨のコメントを出されたテレビ朝日さんに心から敬意を表します。この方針がほかの局にも広がり、来年こそ前向きな話題で盛り上がれる一年となるよう期待したいものです。