草なぎ剛が主演を務める来年1月スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜21:00~21:54)に、藤木直人、水原希子、山本美月、安田顕らが共演することが3日、明らかになった。

『嘘の戦争』に出演する(左から)安田顕、水原希子、藤木直人、山本美月

このドラマは、昨年1月期に放送された同局系ドラマ『銭の戦争』の脚本・後藤法子、監督・三宅喜重、プロデュース・河西秀幸らスタッフが再結集。草なぎ演じる幼い頃に家族を殺された主人公が、天才的な詐欺師となって復讐を果たそうとする姿を描く。

藤木が演じるのは、草なぎ演じる浩一と敵対するニシナコーポレーションの社長・二科隆役。草なぎとは『太閤記~サルと呼ばれた男~』(2003年)以来の共演で、「(当時)圧倒された僕は、その時あまりコミュニケーションを取ることができなかったのですが、あれから12年、干支が一回りしたし今度はしっかりコミュニケーションを取り、いい作品を作り上げたいと思います」と意気込みを語る。

水原は、浩一の相棒的な存在でもある女詐欺師・十倉ハルカ役、山本は二科家の長女で隆の妹でもある女医・楓役で出演。浩一はこの2人と三角関係になり、草なぎは「とてもきれいでかわいくて、焦っちゃいますね(笑)」と、ほれぼれしているようだ。

水原は「相棒的な関係でスタートしてからの三角関係、恋心に気づいちゃうというところはすごく見どころになってくると思うし、応援してもらえるようなキャラクターを演じられれば」、山本は「社長令嬢で女医。こんな完璧なスペックを持った女性を演じるのは、少しプレッシャーも感じています」と心境を明かした。

また、安田は隆にとって疎ましい兄・二科晃役で登場。草なぎ主演の舞台『父帰る』を見て、その熱演に圧倒されたことを振り返りながら、今作についても「ご覧くださった方々の胸に残る復讐(ふくしゅう)劇となることを期待しています」と話している。

ほかにも、浩一が信頼を寄せる児童養護施設の経営者・三瓶守役に大杉漣。元引きこもりの詐欺師見習い・カズキ役にSexy Zoneの菊池風磨、詐欺師仲間で浩一の兄貴分・百田ユウジ役にマギーが決定している。