モデルで女優の知花くららと俳優の白洲迅が25日、東京・台場のホテルグランドニッコー東京で開催中の海外番組見本市「JAPAN CONTENTS SHOWCASE」のイベントに登場し、出演中のフジテレビ系ドラマ『キャリア~掟破りの警察署長~』(毎週日曜21:00~21:54)を、海外に向けてPRした。

『キャリア~掟破りの警察署長~』の海外PRイベントに登場した白洲迅(左)と知花くらら

同ドラマは、『Offbeat Chief Police』の英語タイトルで、すでに香港や東南アジア各国で配信されているが、今回、日本最大級の番組見本市に来場する海外バイヤーに向け、ドラマの魅力をさらに知ってもらうべく、このイベントを開催。

主演の玉木宏によるビデオメッセージに続いて登場した、ヨガ講師・加納理香役を演じる知花くららは「このドラマが海外との懸け橋になることを願っています」、若手刑事・松本秀樹役を演じる白洲迅は「刑事ドラマの括りながら、構えることなく視聴できる爽快な内容。日本のみならず世界に幅広くみていただきたい」と期待を込めた。

語学堪能の知花は終始、流暢な英語で受け応えし、「このドラマの役作りのためにヨガレッスンを始めましたが、今ではすっかり朝のルーティンワークになっています」と、初の連続ドラマ出演を楽しんでいる様子。

一方の白洲は、現場の様子について聞かれると、「玉木さんが、差し入れのチョコレートの中にドングリをこっそり包むというイタズラを仕掛けると、柳沢慎吾さんが数ある中から見事それを引き当てたんです。その場にいるみんなで思わず笑ってしまいました」とユーモアなエピソードを交えながら話し、会場の笑いを誘った。

また、いずれも初共演となる玉木の印象について、知花は「とてもハンサムな方でありながら、おちゃめな部分もあり、そのギャップがあるのも彼の魅力だと思います」とコメント。白洲は「男が見ても男らしさがある。勉強になります」とほれぼれしていた。

27日まで開催されている同見本市の会場には「クールジャパン」のショーケースとして日本の番組が一堂にそろう。東京国際映画祭のサテライトイベントとして位置づけられており、この5年間ほどは政府肝いりのコンテンツ海外展開が進められていることから、参加者も急速に拡大し、去年の総入場者数は24,000人に上った。

フジテレビは今回のイベントで、『キャリア~掟破りの警察署長~』のほか、『Chef~三ツ星の給食~』(毎週木曜22:00~22:54)の主演・天海祐希から、会場に向けたビデオメッセージも上映。さらに、系列局制作の吉田羊主演『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(関西テレビ)や、田辺誠一主演『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』(東海テレビ)なども紹介した。

また、杏主演の月9『デート~恋とはどんなものかしら~』の中国版や、小泉今日子&中井貴一『最後から二番目の恋』の韓国版など、積極的に仕掛けているドラマのリメイク展開などについても説明が行われた。

玉木宏からのビデオメッセージ

天海祐希からのビデオメッセージ