本田技研工業(ホンダ)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは現地時間13日、北米向け新型「CR-V」を今冬の発売に先駆けて発表した。

北米向け新型「CR-V」は今冬発売

「CR-V」は米国で1997年にデビューして以来、人気のSUVセグメントの中でも20年近くベストセラーの地位を守り続け、ホンダを代表するグローバルモデルに成長。これまでに米国内で累計約400万台を販売してきた。5代目となる新型「CR-V」は、従来の2.4リットル直噴DOHC i-VTECエンジンに加え、今回初めて1.5リットル直噴ターボエンジンを搭載(EX以上のグレードに標準設定)し、これまで以上に力強い走りと優れた燃費性能の両立を達成した。トランスミッションは全グレードにCVTを採用し、ホンダ独自の変速制御「G-Design Shift」を適用している。

エクステリア・インテリアも全面的に刷新した。エクステリアは伸びやかなボンネットラインやロングホイールベース、短いリアオーバーハングにより、洗練された引き締まったデザインを表現。インテリアにおいては、後席の足元空間が現行モデルと比べて2.1インチ(約5.3cm)以上長くなり、室内空間とともにクラストップレベルの広さを実現している。

スマートフォンの機能を車内でも便利に使える「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応するほか、GPS機器大手のGarminと共同で開発したナビゲーションシステムを搭載。ハンズフリーのパワーテールゲートをホンダとして初採用し、車体後部下に設置されたセンサーに足をかざすだけで開閉操作が可能となった。

北米向け新型「CR-V」外観・内装イメージ