マウスコンピューターは6日、Windowsに搭載された生態認証機能「Windows Hello」に対応した顔認証カメラ「CM01」と、指紋認証リーダー「FP01」を発売した。価格は顔認証カメラ「CM01」が税別7,980円、指紋認証リーダー「FP01」が税別4,980円。

顔認証カメラ「CM01」

指紋認証リーダー「FP01」

「Windows Hello」は、顔や指紋、虹彩などによる生態認証機能。Windows 10から標準サポートされている。「CM01」と「FP01」は、いずれもUSB接続に対応し、すでにユーザーが使っているWindows 10搭載PCで「Windows Hello」が利用可能となる。パスワードを入力しなくとも「CM01」に顔を向ける、あるいは「FP01」に指紋を読み取らせることでログインできるようになる。

顔認証カメラ「CM01」の利用イメージ。識別にかかる時間はわずか1秒だという

指紋認証リーダー「FP01」の利用イメージ。こちらも1秒でユーザーの識別が可能とのこと

どちらもマルチユーザーに対応し、家族やグループで共有するPCでも、顔や指紋でユーザーを識別。アカウントの使い分けられる。また「CM01」では、深度センサーとして赤外線カメラを備え、顔の特長を立体的にとらえることで、写真や映像による成りすましを防止するという。

インタフェースはUSB 2.0で、電源はUSBバスパワー。対応OSはWindows 10(Anniversary Updateを推奨)。本体サイズと重量は「CM01」がW135×D22×H53mm/115g、「FP01」がW21×D14×H8mm/5g。