ソニーは10月4日、ハイブリッド型イヤホン「XBA-N3」「XBA-N1」を発表した。発売は10月29日で、価格はオープン。推定市場価格はXBA-N3が35,000円前後、22,000円前後(いずれも税別)。

XBA-N3

XBA-N3

XBA-N3は、LCP振動板を採り入れた9mm径ダイナミックドライバー×1基、小型化したBAドライバー×1基を搭載した2Way・ハイブリッド構成のイヤホンだ。独自開発のサウンドスペースコントロールを採用。ドライバーユニットの後方に設けた拡張音響空間に極細の音響管をつなぐことで、振動板背面の通気を緻密にコントロールする。これにより、バランスの良い中域や、低域から高域にかけての自然な音のつながりを実現するという。

ドライバーの内部構造。ドライバーユニット後方の拡張音響空間に極細の音響管をつないでいる

2014年発売のXBA-A3との比較。きょう体がコンパクトになっているほか、ケーブルが耳掛けタイプから下出しタイプになった

主な仕様は、再生周波数帯域が3Hz~40kHz、インピーダンスが16Ω、感度が107dB、最大入力が100mW。ケーブルは着脱式で、標準付属ケーブルの長さは約1.2m。重量は約7g(ケーブル含まず)。

キャリングケースやクリップ、ケーブル長アジャスターのほか、「ハイブリッドイヤーピース」と、新開発の「トリプルコンフォートイヤーピース」を同梱する。

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XBA-N1

XBA-N1

XBA-N1は、XBA-N3と同じ2Way・ハイブリッド構成だが、ダイナミックドライバーにLCP振動板を採用していない。また、サウンドスペースコントロールを搭載していない。

ドライバーの内部構造

主な仕様は、再生周波数帯域が4Hz~40kHz、インピーダンスが16Ω、最大入力が100mW。ケーブルは着脱式で、標準付属ケーブルの長さは約1.2m。重量は約6g(ケーブル含まず)。

XBA-N3と同様、キャリングケースやクリップ、ケーブル長アジャスターのほか、ハイブリッドイヤーピースとトリプルコンフォートイヤーピース」を同梱する。

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