LCCのスクート(本社: シンガポール)は10月1日、新千歳=台北=シンガポール線に就航。新千歳空港からシンガポールへ通年定期便運航はスクートが初となる。

新千歳空港で行われた就航式典の様子

同路線は、ボーイング787型機にて火・木・土曜日の週3便を運航。北海道からの利便性を高めるほか、台湾・シンガポールなどアジア圏からの訪日観光客へのニーズに応える路線を目指す。

スクート日本・韓国支社長の坪川成樹氏は、「構想から長い時を経て新千歳=台北=シンガポール線就航日を迎えられたことを大変うれしく思っております。スクートがアジアからより多くの旅客を運び、貨物需要にもお応えすることで、北海道経済の活性化に貢献できるよう努力してまいります。また、アセアン諸国に対する訪日ビザ免除・緩和もあり、日本への旅行者が増加しております。札幌路線開設により、訪日客が1都市の滞在のみにとどまらず、札幌・東京・大阪の3都市を自由に組み合わせてご旅行いただけるようになります。アジアと日本、双方のお客さまにご満足いただけるよう、さらにサービスを充実させてまいります」とコメントしている。

スクートはシンガポール・チャンギ国際空港を拠点に現在、世界9カ国22都市に就航。日本とシンガポールを結ぶ定期便は、成田発着週14便(台北/バンコク経由いずれも週7便)、関空発着週6便(高雄/バンコク経由いずれも週3便)に新千歳発着週3便(台北経由)を加え、週23便となる。

ボーイング787-8ドリームライナーを運用

同路線の就航記念として10月4日11時~10月9日23時59分、就航記念スペシャル価格航空券(新千歳、成田、関空発着)を発売する。旅行期間は2017年2月1日~10月28日で、新千歳=台北/桃園(台湾)がエコノミー7,000円、スクートビズ1万7,000円、新千歳=シンガポールがエコノミー1万4,000円、 スクートビズ2万4,000円。また、成田や関空発着便も就航記念スペシャル価格で販売する。全ての料金は税込の片道料金で、販売座席数は限られており、一部適用外の日程や便がある。