本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、フランス・パリで開催中のパリモーターショー(一般公開は10月1~16日)にて「シビック」シリーズの5ドアモデル、新型「シビック ハッチバック」を公開したと発表した。

ホンダ新型「シビック ハッチバック」

新型「シビック ハッチバック」はダイナミックなスタイリングが特徴。1.0リットル直噴VTECターボエンジン・1.5リットル直噴VTECターボエンジン搭載車の欧州向け販売を2017年初頭から開始し、その後は1.6リットルi-DTECディーゼルエンジンもラインアップに加わるとのこと。

パリモーターショーでは、2017年後半に欧州で発売予定の新型「シビック TYPE R」プロトタイプモデルも世界初公開された。10代目「シビック」シリーズのセダン・クーペ・ハッチバックとともに開発され、これらのグローバルモデルと共通のプラットフォームを使用した新型車となる。現行「シビック TYPE R」の特徴であるロー&ワイドなスタイリングをベースに、アグレッシブで精悍さが際立つデザインを実現している。

新型「シビック TYPE R」は、新型「シビック ハッチバック」とともにホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッドで生産され、今後は欧州での販売のみならず、北米などへの輸出も予定している。

同時に発表された4ドアモデル「シビック セダン」は、ホンダターキー・エー・エスで生産し、2017年から欧州向けに販売を開始する予定。空力特性を生かしたスポーティーなデザインに加え、優れた燃費性能の1.5リットル直噴VTECターボエンジンにより、パワフルで快適なドライビングを提供する。

新型「シビック ハッチバック」

「シビック セダン」

新型「シビック TYPE R」プロトタイプモデル