株式会社KADOKAWAブースに展示された、「文豪ストレイドッグス」の日本画。

「京都国際マンガ・アニメフェア 2016」が、本日9月17日、京都・京都市勧業館(みやこめっせ)ほかにて開幕した。

「京都国際マンガ・アニメフェア」通称「京まふ」は、西日本最大規模となるマンガ、アニメの総合見本市。今年で開催5年目を迎える。メイン会場となるみやこめっせでは、各企業がブースを出展。スクウェア・エニックスブースでは、枢やな「黒執事」に登場するセバスチャン・ミカエリスが“握手会”を開催。手を差し出すセバスチャンのパネルが設置され、来場者はセバスチャンと握手を交わしたり写真撮影をしたりして楽しんでいた。

また株式会社KADOKAWAブースでは、朝霧カフカ・春河35原作によるアニメ「文豪ストレイドッグス」のアイテムを大々的に展開。京都の工房・豊和堂とコラボした日本画では、伊藤若冲の葡萄をモチーフにした背景に中島敦が、隠元豆を背景に太宰治が、松を背景に芥川龍之介が描かれた。さらに老舗和傘工房・日吉屋とのコラボ傘も。

小学館マンガワンのブースでは、ONE「モブサイコ100」をはじめとする連載作品の複製原画を展示。手塚プロダクションのブースでは、「ユニコ」とイラストレーター兼グラフィックデザイナーのホラグチカヨとのコラボ振袖が展示された。この振袖は、近日レンタルと販売を開始するとのこと。

地下では江口夏実「鬼灯の冷徹」の連載5周年を記念し、生原画展を開催。カラー原画をはじめ、数多くの原画が集結し、オリジナルグッズも販売された。なお江口は明日9月18日13時よりサイン会を実施。参加方法などの詳細は公式サイトにて確認してほしい。

フード・物販エリアでは、「黒執事」の和風メニューを取り揃えた「黒執事 幽喜茶屋」や、「あんさんぶるスターズ!」×アニメイトカフェキッチンカーが出展。各作品のオリジナルグッズも多数販売され、グッズを目当てに来場したファンも多く見られた。

第2会場となる京都国際マンガミュージアムでは、コトヤマ「だがしかし」の展覧会を実施。エピソード9話の複製原稿を約70枚、枝垂ほたるが表紙や扉絵を飾ったカラー複製原稿など約10点が展示されている。こちらは10月16日まで実施している。

なおコミックナタリーでは、各ステージイベントのレポート記事を追って掲載する予定。

京都国際マンガ・アニメフェア2016

日時:2016年9月17日(土)・18日(日)9:00~17:00(18日は16時まで)
会場:みやこめっせ(メイン会場)