タレントのみのもんた(72)、SHELLY(32)、お笑いトリオ・森三中の大島美幸(36)が7日、東京・赤坂のTBSで行われた同局のドキュメンタリー特番『結婚したら人生激変!○○の妻たち』(9月19日19:00~20:54)の収録後に取材に応じた。

左から大島美幸、みのもんた、SHELLY

同番組は、さまざまな夫婦の形と人間ドラマを密着映像と再現映像で描くドキュメンタリー。同局の『プロ野球選手の妻たち』を手掛けるスタッフたちが今回は、さまざまな職業に就く夫を支える"妻"に焦点を当て、「あなたが妻になってくれてよかった」をテーマに妻の献身や奮闘に迫る。MCはみのもんた、サブMCはSHELLYと大島美幸という2人のママさんタレントが務める。

番組では、2012年にがんのため66歳で死去した、みのもんたの妻・靖子さんに焦点を当てる。みのは、妻として仕事のパートナーとして献身的に支えてくれた亡き妻への思いを涙ながらに告白。長女・なみさん(38)が靖子さんのみのへの思いを明かした手紙がサプライズで読み上げられると、目に涙を浮かべる。

みのは、MCでありながら取材対象でもあることについて、「初めて。感情移入どっちにしたらいいのか」と戸惑ったというが、「結局、自分のことの方が司会するより気になって仕方なかった。司会じゃなかったね。司会は2人がやってくれた」とサブMCの2人に感謝。そして、長女の手紙について、「参ったね。言わないんだもん」と笑い、「よく見てるなと思いました。確実に女房の遺伝子を持っていると思いましたね」としみじみ語った。

今回の番組で今まで知らなかった靖子さんの姿はあったか聞かれると、「僕は朝早く夜遅い。彼女はどこかで休憩しているのかなと思っていたけど、一緒に時間を共有してたね。僕が起きているときに彼女は寝ないで起きていたみたい。僕が寝るの確認して仮眠するという状況をずいぶん続けていたみたいね」と返答。また、今の自分の何割くらいを靖子さんが作ってくれたかという問いには、「9割は彼女だった。僕も努力したけど1割。お釈迦さまの手のひらみたい」と答えた。

SHELLYと大島も、靖子さんに感動した様子。靖子さんみたいになれそうかと聞かれると、2人とも「無理です」と答え、大島は「素晴らしいですね。こうやって支えるんだなと、お手本のような奥さまだと思いました」と語った。

番組では、みのの妻・靖子さんのほか、同局の昼の情報番組『ひるおび』に出演する"新聞マイスター"の小森谷徹の妻や、競馬騎手・福永祐一の妻で元フジテレビアナウンサー・松尾翠、売れない芸人を信じ続けた妻のドラマに迫る。なお、10月に第2弾が放送されることも決定している。

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