マイナビは9月8日、「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」の結果を発表した。調査は8月26日~30日、2017年に卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生を対象にインターネットで行われ、1,077名の有効回答を得た。

内々定辞退の経験がある学生は、内々定保有学生のおよそ半数の53.7%となり、割合は、文系女子が最も高く(58.3%)、理系男子が最も低い(48.0%)結果となった。

内々定保有学生のうち内々定辞退の経験が「ある」割合

内々定辞退の方法としては、「電話」が87.5%で、最も一般的であることが分かる。

内々定辞退の方法

なお、内々定承諾書を提出した経験のある学生は、入社予定先企業を決めている学生のうち、65.7%となった。内々定承諾書の捉え方については、59.1%の学生が「提出しても後で断れる書類」と捉えていると回答した。

入社予定先企業を決めたとき、保有していた内々定の数が「1社」である割合は、文系より理系の方が高かった。また、入社予定先企業を決めたときに、選考中の企業を辞退せず受け続ける割合については、文系男子が31.9%で最多となった。

入社予定企業を決めたとき、保有していた内々定の数