スターフライヤーは8月31日、取締役会においてリースによる固定資産(航空機材)賃借に関する契約締結を決議し、ANAホールディングスからのリースでエアバスA320を1機導入する。

スターフライヤーのA320

今回の新規導入の決議は、定期重整備や飛行訓練による計画運休を回避し運航品質を向上させるとともに、今後の事業規模拡大に備えることを目的としており、資金の効率的運用を図るためリースを活用する。リース開始日は12月を予定している。

エアバスが公表しているエアバスA320は1機約107億円(1米ドル=110円、2016年7月29日公表の平成29年3月期通期業績予想において前提とした為替レート)だが、リース料総額についてはANAホールディングスとの契約により開示できないとしている。なお、今回の導入による平成29年3月期に係る通期業績予想の修正はないとしている。