台湾Acerは31日、ドイツ・ベルリンで開催される世界最大級の家電製品展示イベント「IFA 2016」に先立ち、世界初の曲面ディスプレイ搭載モデルを含む、ゲーミングノートPC新製品を発表した。

21型局面ディスプレイ採用の「Predator 21 X」に加え、17型「Predator 17」、15型「Predator 15」をそろえる。いずれもグラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 10シリーズを搭載するほか、トビーのアイトラッキング技術に対応する。

Predator 21 X

Predator 21 X

世界初の曲面ディスプレイ搭載ゲーミングノートPC。具体的な発売時期や価格については明かされていない。

ディスプレイサイズは21型で画面解像度は2,560×1,080ドット。2200Rの曲面に加えて、広視野角のIPSパネルを組み合わせることで、高い没入感が得られるという。また、NVIDIAの表示技術「G-SYNC」に対応し、カク付きやティアリングを軽減する。

Predator 21 X

CPUに第7世代Coreプロセッサ、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1080を2way SLIで搭載するハイエンドモデルで、5基の薄型ファンを搭載するという。また、キーボードはCherry MXスイッチを採用したメカニカルキーボードで、個々のキーに対してカスタマイズ可能なRGBバックライトを備える。

Predator 15 / Predator 17

Predator 17とPredator 15は既存モデルからスペックをアップデート。グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1070またはGeForce GTX 1060を搭載。いずれも9月に北米で、10月にEMEA(欧州・中東・アフリカ)地域で販売を開始する。北米での価格は1,699ドルから。

Predator 17

Predator 15

CPUは引き続き、第6世代Coreプロセッサを採用するが、Pascal世代のGeForce GTX 10シリーズにより、VRに対応する。薄型ファンに加えて、光学ドライブ部分に装着可能なFrostCoreファンで冷却を行う。