エアバスは現地時間の8月30日、タイ国際航空に初のA350-900を納入。同機はタイ国際航空が契約したA350 XWB12機内の最初の機体で、この1機目は米国リース会社のCITとのリース契約によるものとなる。

タイ国際航空初となるエアバスA350-900

同社のA350-900には、ロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)を32席、エコノミークラスを289席、合計321席を設定。バンコク=チェンマイ間の国内線で運用された後、バンコク=メルボルン線を経て、長距離路線に導入される。

同社が契約しているA350 XWBの12機の内、4機は直接購入、8機はリース契約であり、今回の納入は、ベトナム航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空に次ぐアジア4社目となる。なお、A350 XWBは現在、世界43の顧客から810機の確定受注を得ている。