ユーキャンはこのほど、「認知症介助士講座」を新規開講した。

「認知症介助士講座」テキスト

「認知症介助士」は2014年に誕生した資格。認知症の人と接する際の心構えやコミュニケーション方法など、認知症の人への正しい対応を学ぶことができるという。医療や介護のプロでも、認知症についての知識が少なく、接し方に迷う場合もある。だが、正しい介助知識を身に付ければ、患者のケアに役立つだけではなく、家族からの信頼も得られるという。

医療・介護業界で働いている人だけではなく、不特定多数の人と接する接客業界で働く人にもおすすめの資格とのこと。認知症の正確な知識と接し方を学べば、認知症の人をスムーズにエスコートでき、トラブルを未然に防ぐこともできる。

また、認知症の人には家族のサポートが不可欠となる。しかし、中には、「(発症した家族に対して)うまく向き合えない」という人もいるという。テキストには体験談を多数掲載しているため、認知症の人の心理状態や、接する際の心構えを学ぶことができる。

そのほか、認知症予防を意識し始めた人にもおすすめとのこと。自身だけではなく、家族の認知症の発症を予防する生活習慣の改善方法も解説している。

教材内容は、メインテキスト2冊、認知症予防アイデア100、認知症予防レシピ30、認知症予防手帳作成ナビ、ポケットカロリー。標準学習期間は3カ月、添削回数は1回と最終課題(検定試験)。

受講料は一括払い2万9,000円、分割払いは2,980円 ×10回(総計2万9,800円)。現在、受講申し込みを受付中。テキストは9月初旬頃より順次発送を開始する。

※価格はすべて税込