元KARAで女優の知英(ジヨン)が7日、都内で行われた初ミュージカル主演作『スウィート・チャリティ』(9月23日から10月2日まで東京・天王洲 銀河劇場で公演)の製作発表会を都内で行い、意気込みを語った。

『スウィート・チャリティ』でミュージカル初主演する知英

演出および振り付け家ボブ・フォッシー氏の代表作であるこの演劇は、1966年にブロードウェイで上演され、1968年にはシャーリー・マクレーン主演で映画化もされたミュージカル。王道のジャズからファンキーな楽曲、切ないバラードまでが詰まった音楽と華やかなショーシーンが魅力となっている。

知英が演じるのは、"チャリティ"ことチャリティ・ホープ・ヴァレンタイン。アメリカ・ニューヨークのダンスホールでホステスとして働きながら、愛を夢見る主人公だ。ほかにも、平方元基、坂元健児、黒須洋壬、原田薫らが出演。愛を求めて傷つきながらも負けずに立ち上がるチャリティの姿を描く。

最初のあいさつから、「今回初めてミュージカルに挑戦しますが、初めてという事で不安ばかりですが、これからスタッフさんやキャストの先輩方に教えていただきながら頑張りたい」と緊張しながらも意気込む知英。「まだ歌稽古が始まったばかりで、今はセリフを覚えるのに頭がいっぱいですが毎日歌を聴いたりスウィート・チャリティの映画を見てどういう風に自分が演じられるかイメージしています」と初のミュージカルを前に準備を進めているようだ。

演出の上島雪夫氏から「その2時間を生きてほしい、生き生きとしてほしい」と期待を寄せられていることについては、「死ぬ気で歌って踊って頑張ります」とアピール。また、「ミュージカルは女優を始めたときからの夢だったので、こんなに早く実現できるとは思わなかったのでうれしかった」と話しながら、ファンには「ミュージカルはいつもと違う自分を見ていただけると思います」と呼びかけた。

ブロードウェイ・ミュージカル『スウィート・チャリティ』のチケットは、現在発売中。S席(1・2階席)が9,500円、A席(3階席)が7,500円となる(価格はいずれも税込)。