QNAPは26日、デュアルコアCPUを搭載するコンパクトNASキットとして、1ベイモデル「TS-128」と2ベイモデル「TS-228」の2モデルを発表した。代理店のテックウインドなどが取り扱う。7月27日から販売を開始し、価格はオープン、店頭予想価格はTS-128が16,800円、TS-228が19,800円。

1ベイモデル「TS-128」

ホームユーザーのパーソナルクラウド用途に適しており、ファイルバックアップや同期といった機能を実現可能。本体がコンパクトなので設置性に優れる。

CPUにはデュアルコアのARM v7(1.1GHz)を搭載し、メモリはDDR3 1GBを内蔵。HDDはカバーを外せば簡単に交換できる。転送速度はリード最大111MB/s、ライト最大92MB/s。ワンタッチコピー機能に対応したUSB 3.0ポートを装備するので、接続したデジタルカメラなどの画像を保存したり、USB HDDなどへのバックアップが行える。

2ベイモデル「TS-228」

OSには直観的に操作できるQTS 4.2を搭載。アプリをインストールしての機能強化にも対応する。Surveillance Station対応のIPカメラチャンネルを無料で2基まで利用可能。追加ライセンスの購入で最大8チャンネルまで増設可能できる。

DLNAサーバ機能を搭載するので、動画をスマートTVやゲーム機などから再生可能。「Qsyncユーティリティ」では、複数のデバイスからファイル同期に対応する。MacのTimeMachineや、Doropboxなどのクラウドストレージと連携してのファイル同期もサポート。モバイルアプリ「Qfile」、「Qphoto」、「Qmusic」、「Qvideo」、「Qmanager」などを導入することで、スマートフォンなどからデータ閲覧も可能だ。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1。本体サイズは1ベイモデルがW60×D125×H187mm、重量が560g。2ベイモデルがW90×D125×H187.7mm、重量g700g。