IBJとリゾートソリューションは共同で、「婚活と福利厚生」についての意識調査の結果を発表した。調査は7月1日~7日、婚活サービスを利用中の未婚男女365名(男性221名、女性144名)を対象にインターネットで行われた。

6割超が、婚活していることを内緒にせず

「福利厚生で婚活サービスを使ってみたい理由」

「会社の福利厚生で婚活サービスがあったら使ってみたいですか?」と質問したところ、半数以上が「はい(59%)」と回答。使ってみたい理由については「費用の一部を会社が負担してくれそうだから(36%)」が最も多く、次いで「安心して利用できそうだから(22%)」「職場の人間も協力・理解を示してくれそうだから(22%)」と続いた。

「福利厚生の婚活サービスを使いたくない理由/使っていることを内緒にしているか」

一方、「福利厚生で婚活したくない」派の理由は、「職場の人に婚活していることを知られそうで不安だから(52%)」が最多。しかしながら、「婚活サービスを使っていることを内緒にしていますか?」という問いに、43%が「内緒にはしていないが自分からあえて言わない」と回答しており、さらに「オープンに話している(20%)」という人も合わせると、6割超が会社で婚活の話をすることに抵抗がないことがわかった。

福利厚生の婚活サポート、期待値2%

「婚活するうえで最も期待が大きいのは」

次に、婚活をするうえで最も期待が大きいのは何か尋ねたところ、「友人・知人からの紹介(47%)」や「民間の婚活サービス(43%)」が大半を占めた。

一方、「勤務先の福利厚生による婚活サポート」に対する期待値はわずか2%。また、実際に勤務先で利用できる福利厚生制度を聞いてみたところ、「出産」や「育児」が17%だったのに対し、「婚活」は3%だった。

実際に勤務先で利用できる福利厚生制度