伊賀鉄道は8月7日、伊賀線開業100周年記念イベントの「夏イベント」を実施する。2種類の記念イベント列車を運転するほか、100周年記念グッズの発売や各種展示などを行う。

伊賀鉄道は今年、伊賀線開業100周年を迎える

記念イベント列車は「特製駅弁列車」「バースデー・スイーツトレイン」の2種類が設定され、どちらも上野市~伊賀神戸間を1往復運転。「特製駅弁列車」では、テレビドラマ『高校生レストラン』のモデルとなった三重県立相可高学食物調理科の生徒による特製駅弁が車内で食べられる。復路の車内では、5名に開業100周年記念DVDが当たるビンゴゲームを開催。乗車プレゼントとして「忍者列車ハンドタオル」と乗車記念キーホルダーがもらえる。

「バースデー・スイーツトレイン」は、伊賀線開業当時の大正時代にゆかりのあるスイーツと、伊賀白鳳高校パティシエコースの生徒によるバースデーケーキが味わえる列車として運転。両列車とも定員50名で、旅行代金は「特製駅弁列車」が大人2,200円・子供1,800円、「バースデー・スイーツトレイン」が大人2,800円・子供2,400円。参加申込みは7月23日8時から、伊賀鉄道上野市駅で電話にて受け付ける。

「バースデー・スイーツトレイン」の運行時には出発式を開催。上野市駅ホームにて15時10分から、テープカットやくす玉割り、列車見送りなどを行う。

上野市駅前のハイトピア伊賀5階では、10時から16時まで100周年記念イベントを開催。伊賀線各駅を精巧に再現したジオラマの展示、大画面の伊賀線運転シミュレーターの体験、大正時代の伊賀線俯瞰図の展示などを行う。100周年記念グッズとして、記念DVD(2,000円)や記念乗車券セット(1,040円)、記念入場券セット(2,600円)なども販売する。