実力派アニメスタジオ「WHITE FOX」が贈る、初のオリジナルアニメーション『装神少女まとい』が、2016年10月より放送開始となることが発表された。

■TVアニメ『装神少女まとい』ストーリー概要
西暦2016年――。釜谷市にある「天万神社」で、巫女のアルバイトをしていた中学2年生、皇(すめらぎ)まとい。幼少の頃に母と生き別れになった彼女は、父方の祖父母の家に長年預けられており、三ヶ月前からようやく父である伸吾とふたりで暮らし始めた。そんな境遇からか、まといは平凡で穏やかな日常に憧れていた。
まといの親友で、バイト仲間である草薙(くさなぎ)ゆまは、「天万神社」の神主一族に生まれた次期巫女候補であった。彼女は、一族が悪霊を払うための「退魔行」を先祖代々行っていたことを知り、まといを誘って「退魔行」にまつわる儀式「神懸りの儀」にチャレンジしようとする。
学校が終わり、いつものように神社へと向かったふたりであったが、そこで荒らされた境内と、傷つき倒れたゆまの両親に遭遇する。さらに、刑事である伸吾が捜査を行っていた怪事件の重要参考人で、どこか正気でない雰囲気を纏った男の姿もあった。暴れる男を抑えようと、ゆまは咄嗟に「神懸りの儀」を執り行ったのだが、異変が生じたのはゆまの方ではなく――。
平凡で普通の生活を求めていた少女に与えられたのは、神を纏って悪霊を払う能力!? 皇まとい、誰にも邪魔されない穏やかな日々を取り戻すため、退魔活動(タイカツ)に励みます!

メインスタッフは、監督を迫井政行氏、シリーズ構成・脚本を黒田洋介氏、キャラクターデザイン・総作画監督を戸田麻衣氏がそれぞれ担当。注目のキャスト陣は、皇まとい役を諏訪彩花、草薙ゆま役を大空直美、クラルス・トニトルス役を戸松遥が務める。

TVアニメ『装神少女まとい』登場キャラクター

■皇(すめらぎ)まとい cv. 諏訪彩花
14歳の中学2年生で、「天万神社」で巫女のアルバイトをしている。母が所在不明のため長い間父方の祖父母の元に預けられていたが、現在は父・伸吾とふたりで暮らす。母に代わって家事全般をこなすなど、年齢のわりにしっかりとした性格。いつの日か両親と仲良く暮らせる「普通」の生活を夢見ているが、神の巫女(依代)としての因子を持っていたため纏創(てんそう)が可能となり、退魔活動に奔走することになる。

■草薙(くさなぎ)ゆま cv. 大空直美
13歳の中学1年生。高名な「天万神社」の次期巫女候補。天真爛漫な性格で、思い立ったらすぐに行動する直感派元気娘。天万神社に代々受け継がれているという「退魔の巫女」に憧れを抱いており、自らもその身分になれると信じて止まない。興味本位で神器を持ち出した結果、まといを纏創に導いた張本人。

■クラルス・トニトルス cv. 戸松遥
ヴァチカン直下の秘密特務機関「ファチマ」のメンバーで、年齢は15歳。ファチマとは、合法・非合法にかかわらず「悪魔祓い」を実行する専門の機関のことで、彼女は司祭の下で「悪魔祓い」を実行に移す「アンチ・クリード」と呼ばれる子どもたちのひとり。派遣された日本で、まといやゆまと出会う。

皇まとい

草薙ゆま

クラルス・トニトルス

すでに「装神少女まとい」公式YouTubeチャンネルも開設されており、現在番宣CM2本が公開中。今後、PVほかオリジナルコンテンツも続々と公開予定になっている。

さらに、公式YouTubeチャンネルにて、諏訪彩花(皇まとい役)と大空直美(草薙ゆま役)によるWebラジオ『諏訪彩花と大空直美の「"送信"少女まとい」ラジオ!!』が、8月上旬より更新予定で、10月からはKBS京都ラジオにて放送される。

また、ED主題歌は"スフィア"が担当。約1年ぶりとなるTVアニメタイアップシングルとなる。

京都国際マンガ・アニメフェア2016にてステージイベント&先行上映会開催

2016年9月17日(土)13:00~13:30には、京まふステージに諏訪彩花(皇まとい役)、大空直美(草薙ゆま役)が登場し、ラジオの公開録音イベントを開催。また、同じく9月17日には、京都コンピュータ学院京都駅前校にて、『TVアニメ「装神少女まとい」最速先行上映会 in 京都』が開催されることも決定している。各詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。

(C) BOWI/まとい製作委員会