東京メトロと西松建設は、両社が東京都港区虎ノ門五丁目に所有する土地において、日比谷線神谷町駅直結のオフィスビルを共同開発すると発表した。7月から新築工事に着手する。

完成外観イメージ

1階部分の地下鉄出入口イメージ

西松建設グループが所有(一部借地)している旧神谷町共同ビルの敷地と神谷町駅1番出入口用地を含む東京メトロ所有地を一体化して活用。駅と直結した地上8階・地下2階建てのビルを建設する。敷地面積は約875平方メートル、延床面積約6,349平方メートル。おもに事務所と飲食店舗が入居する予定で、1階部分には地下鉄出入口を設ける。

ビル建設にともない、神谷町駅中目黒方コンコースにエレベーターとエスカレーターを整備する。これにより、同駅ではホームから地上までエレベーターで移動できるルートが確保されるようになる。ビルの開発と運営は西松建設が担当し、2018年7月の完成をめざす。