プラネックスは30日、夜間でもカラー撮影でき、スマートフォンによる監視が可能な防雨型ネットワークカメラ「スマカメ アウトドア CS-QR300」を発表した。発売は7月7日からで、価格はオープン。ECサイトでの販売価格は税込30,000円前後。

スマカメ アウトドア CS-QR300

0.1ルクス(月明かり程度)の微弱な光を検出できる高感度CMOSにより、夜間にカラー撮影できるネットワークカメラ。赤外線を使わないため、ガラスの反射などに邪魔されず窓越しでの撮影も行える。

IPX3相当の防水機能を備えており、屋外でも使用でき玄関の軒下や駐車場などの監視に適する。カメラ本体には内蔵マイクとスピーカー出力端子を装備し、カメラ周辺の音声を拾うことができるほか、スピーカーを接続すれば双方向での音声通話も可能。レンズは水平画角99度の広角レンズ。

カメラの映像に動きがあった場合にmicroSDカードへ自動で撮影を開始したり、スマートフォンに通知を行なう動体検知機能も搭載。加えて、録画データの中から必要な映像を簡単に検索・再生できる「スマートプレイバック」機能を有料で提供する。

映像の確認は、スマートフォン用の専用アプリ「スマカメ」で行なえるほか、複数の映像を同時に確認できるWindows用ソフト「スマカメPro」にも対応している。

スタンド取り付けネジには、一般的なカメラの三脚ネジ(1/4インチ)を採用しており、本体付属スタンドのほか、カメラ用のスタンドも利用可能。オプション品としてクリップ式スタンド「CLIP-STAND」も用意する。

本体背面

端子類

主な仕様は、映像素子に1/3インチ100万画素CMOSセンサー、レンズ画角が水平99度、垂直56度、対角123度、絞りがF2.0固定、撮影距離が150cm~∞、ホワイトバランス/ゲインコントロール/露出がすべて自動。動画の圧縮形式はH.264で、フレームレートは最大15fps、解像度は1280×720/640×480/320×240に対応する。

インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW81×D50×H107mm(スタンド含まず)で、重量は約155g。対応OSはAndroid OS 4.0以上、iOS 6以上。