タレントでグラビアアイドルの矢吹春奈が5日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で写真集『春奈』(発売中 3,700円税別 講談社刊)の発売記念イベントを行った。

写真集『春奈』の発売記念イベントを行った矢吹春奈

かつては彼女が掲載された雑誌の売れいきから"完売クイーン"と呼ばれるなどグラビアアイドルとして人気を誇った矢吹春奈。最近は映画や舞台などに活動の拠点を移し、女優としても活躍している。そんな彼女の最新写真集は、巨匠・篠山紀信がカメラマンを務め、今年2月に訪れた伊豆の旅館などで完全フルヌードを披露。矢吹にとって最初で最後のフルヌード写真集となっている。

初夏らしいノースリーブのワンピース姿で取材に応じた矢吹は「大人の女をイメージしてきました(笑)」と茶目っ気たっぷりで、「本当に1本の映画を見終わった感じがする内容の濃い作品になりました。篠山先生とコンセプトを決めず、その場の雰囲気で生まれたものを撮ってきました。先生に撮っていただく中でどんどん奥の奥まで撮っていただいた写真が沢山あります」と内容について紹介。同写真集は最初で最後のフルヌード写真集だが「一皮むけたかったというか、モヤモヤしていた訳ではないんですが、自分で変化を求めたかったし、新たなことにチャレンジしてスッキリしたかったんです」と経緯を説明しながら「私の転機はこの作品だと思います。ヌードが最後のつもりで撮りました」と胸を張った。

矢吹は現在31歳。恋愛の話題を振られると「恋愛は今ないんですよ…。欲しいんですけどね。残念ながら気になる人もいないんです。常に求めていまけど、なかなか素敵な男性に出会えてなくて」とどことなく寂しげな表情も「お仕事をいただけるように自分を磨いていきたいです」と力を込めていた。