俳優の野村宏伸が、6月6日(19:00~21:48 ※一部地域は時間が異なる)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(レギュラーは毎週月曜20:00~20:54)の3時間スペシャルに出演し、テレビから消えてアルバイトまでしていた過去を明かす。

転落までに至った"勘違い"を打ち明ける野村宏伸=テレビ朝日提供

この番組は、失敗してしまったゲスト講師が、自らの経験を反面教師としてもらうべく授業を繰り広げるもの。野村は番組初の俳優の講師で、"一度の成功で自分は人生の勝ち組だと勘違いしちゃった先生"として、「せっかく得た成功を無駄にしてどん底に落ちないための授業」を行い、テレビで初めて自らの失敗談を披露する。

野村は18歳の頃、角川映画の俳優オーディションに応募。約2万人の中から選ばれ、映画『メイン・テーマ』(84年)でデビューを飾った。翌85年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、ドラマ『教師びんびん物語』シリーズの榎本英樹役でアイドル的な人気俳優となった。

しかしその後、出演オファーは激減。一時は、生活のためにアルバイトまでしていたと明かす。勝ち組俳優から転落してしまった原因を、野村は「一度成功したら、一生安泰と勘違いしていた」と分析する。

授業では、その勘違いにより、野村が全てを失うまでをたどりながら、再浮上するきっかけとなった出会いについても紹介。最後は、目標に向かって努力している人々に向けてメッセージを送る。

このほか、今回のスペシャルでは、お笑いコンビのかつみ・さゆりが番組初となる夫婦で教壇に立ち、"おバカすぎて借金返済に追われ続ける夫婦(めおと)先生"として、「ダメ夫婦になって一生借金に追われないための授業」を行う。