DoCLASSEはこのほど、「街とファッションに関する意識調査」を実施し、結果を公表した。同調査は3月30日~4月11日、「DoCLASSE」のカタログ会員40代~60代の女性329名を対象にインターネット調査にて行われた。

中高年女性が「住みたい街」第1位は「自由が丘」、第2位は「二子玉川」

対象者に「住みたい街」を聞いたところ、1位は「自由が丘」(10.0%)、2位は「二子玉川」(9.1%)、3位は「吉祥寺」(8.8%)となり、4位には「成城」「世田谷」「青山」が同率(4.3%)でランクインした。

それぞれの街を選んだ理由としては、最も多かったのが「街の雰囲気が好き」(48.0%)というもので、次いで「交通の便が良いから」(14.6%)となった。中高年女性は「交通の便」という利便性よりも「街の雰囲気」を重視するという傾向が明らかになった。

交通の便よりも街の雰囲気重視

現在・30代・20代の各年代で「憧れていた(憧れている)街」を聞いたところ、現在の「中高年女性が憧れる街」1位は「銀座」(17%)となり、2位に「自由が丘」(9.1%)、3位に「吉祥寺」(7.4%)が続いた。

「30代の時憧れていた街」では「銀座」(17%)が1位となり、2位「吉祥寺」(8.8%)、3位「自由が丘」(8.2%)となった。「20代の時に憧れてた街」では、1位は「渋谷」(14.9%)となり、後には「銀座」(14.6%)、「表参道」(9.7%)が続いた。

中高年女性の憧れは「渋谷」経由、「銀座」「自由が丘」行き?

その街に憧れていた理由としては、現在・30代・20代のすべてにおいて「街の雰囲気が好き」が1位だった。一方で、「20代の時に憧れていた街」に関しては「買い物を楽しめる街だから」「楽しい雰囲気の街だから」も上位の回答となった。20代時は「楽しく、買い物ができる渋谷」に憧れ、やがて「銀座」や「自由が丘」の「街の雰囲気」に憧れが推移していくという傾向が見られた。

「街の雰囲気」が憧れの街の選定理由の第1位に

ちなみに、at home VOXが「高層マンション」について行った調査では、「高層マンションに住みたい」という願望は20代女性(32.3%)が最も高く、40代女性は15.4%、50代女性は18.8%。「住みたい階数」では年齢とともに希望階数が下がっていくという結果となっていた。