JALは6月1日より、東京(成田/羽田)・大阪(関西)発の中国・香港・台湾線のエコノミークラス機内食をリニューアルし、北海道をテーマにした新しいコンセプトの食事を提供する。

6月前半には五島軒監修「あいがけカレー」が登場(写真はイメージ)

JALは地域活性化への貢献を目的として、2015年12月に北海道と包括連携協定を締結し、観光や食などの北海道ブランドを発信している。この提携は、JALが都道府県と包括連携協定を締結する初めての取り組みであり、北海道各空港発着のJALグループ便利用者に搭乗キャンペーンを実施する他、JALのバンコク・マニラ両空港支店を「ほっかいどうスマイルステーション」に登録し、2016年2月にタイとフィリピンにて実施された「北海道キャンペーン」 に協力するなどの取り組みをしてきた。

北海道は日本人のみならず、訪日外国人のお客さまにも人気の高い観光地であることから、今回、対象路線の機内食に北海道のご当地グルメをアレンジしたメニューと北海道銘菓を採用。第1弾は北海道函館市の洋食店「五島軒」監修の「あいがけカレー」を提供する。五島軒は明治12年(1879)に函館市で開業した老舗で、今回、国内外の著名人に愛されてきた名店の味を空の上でも楽しむことができる。

メインディッシュは15日ごとに変更され、五島軒監修はあいがけカレーのほか、「鶏肉ソテーのホワイトソースかけ」も予定している。五島軒監修以外にも、釧路ザンギの玉子そぼろ丼や海鮮塩やきそば、オムカレーなど、順次、北海道のご当地グルメを展開する。

今後の提供予定のメニューのイメージ。メインディッシュは15日ごとに変更される

デザートとして、6~8月はハーゲンダッツアイスクリームを提供し、9月からは「白い恋人」で知られる石屋製菓や「マルセイバターサンド」で有名な六花亭などの人気銘菓を予定している(一部路線では、9月以降も継続してハーゲンダッツアイスクリームを提供)。

対象クラスはプレミアムエコノミークラス・エコノミークラス。6月1日より成田発/羽田発/関西発の中国・香港・台湾線で展開し、9月1日からは中部発の中国・台湾線も加わる。