アスクは5月12日、米AUDEZEの平面駆動型ヘッドホン「SINE」シリーズ2モデルを発表した。発売は5月20日。価格はオープンで、推定市場価格は、「SINE On-Ear Headphone Standard Cable」が54,800円前後、Lightningケーブルが付属する「SINE On-Ear Headphone Lightning Cable」が62,800円前後(いずれも税別)。

SINEシリーズ。オンイヤーヘッドホンとして初めて平面振動板を採用した

SINEシリーズは、AUDEZE独自の平面磁気技術「Fluxor Magnetic Technology」を使用したヘッドホン。BMWのデザイン部門「BMW Group DesignWorks USA」とのコラボデザインを採用。アスクによると、オンイヤーヘッドホンとして初めて平面振動板を搭載したという。大型のドライバー(80×70mm)を内蔵しながらも、小型軽量化を実現している(重量230g)。

周波数特性は10Hz~50kHzで、インピーダンスは20Ω。歪みを抑える「Uniforceダイヤフラム」を採用しており、THDは1%未満(@100dB)だ。推奨電力条件は、500mW~1Wとなっている。

SINE On-Ear Headphone Lightning Cableに同梱している「Cipher Ligihtningケーブル」は、マイクリモコン部にDACやDSP、デジタルアンプを内蔵。DACは24bitまでのデジタル信号に対応する。

DACなどが内蔵されたコントローラー部分