米Razerはこのほど、ゲーマー向けライブストリーミングソフトウェア「Razer Cortex:ゲームキャスター」を正式発表した。すべての機能が利用できる有料の「プロ」版と、利用できる機能に制限がかかる無料版をそろえ、同社Webサイトからダウンロードできる。プロ版の価格は3カ月ライセンスが14.95ドル、1年間ライセンスが39.95ドル。

「Razer Cortex:ゲームキャスター」は、Razerのゲーマー向けツール群「Razer Cortex」に追加された機能で、ユーザーのゲームプレイを録画し、TwitchやYouTube Live、Azubuといったサービスに対してストリーム配信できる。

パフォーマンスへの影響を抑えるため、PCの性能やネットワーク環境に合わせて、ストリーミングの設定を自動で最適化するほか、配信者の好みに合わせて手動で設定することもできる。

無料版では、最大1080p/30Hz(ウォーターマークなしの場合は720p)のストリーミングが可能だが、有料のプロ版では1080p/60Hzのストリーミングに加えて、x264コーデックによる負荷の小さい動画処理や、ウェブカメラのクロマキー効果、画面上コメント、Twitchチャットツールなどが利用できるという。