この4月で5周年を迎える『聖戦ケルベロス』(グリー)を原作とするTVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』が、テレビ東京ほかにて4月4日(月)より放送開始となるが、それに先駆け、ヒイロ役の松岡禎丞、サラート役のM・A・O、そして近藤信宏監督を迎えてのトークショー付き第一話先行上映会が3月19日に実施された。

初上映ということで、作品への意気込みを尋ねられた3人だが、近藤監督は「GREEさんから大人気ソーシャルゲームである『聖戦ケルベロス』をお借りし、オリジナルで作りました。ゲームの世界観も広いので、出来ることならもっと続けていきたいと思いました」とコメント。松岡は「ゲームを知っている人にはニヤリとするシーンもあるので、期待を裏切らないように頑張ります! また、ヒイロはオリジナルのキャラクターなので、初めての人にも楽しんでいただける作品になっていると思います」、M・A・Oは「オリジナルストーリーなので、世界観にどっぷり浸れる作品になっていると思います」と、それぞれ作品についてアピールする。

すでに3月11日より配信が始まっている中国では、1週間強で既に1,950万PVに到達していることを受け、近藤監督は「もうビックリです! 日本の放送直後には、日本語版の配信もされる予定と聞いています。松岡君とM・A・Oさんバージョンも観られるということで、二度楽しんでいただけることになっています」と喜びを語った。

自身が演じるキャラクターについて松岡は、「全ては1話を見なければ何も語れない…という感じなのですが、ヒイロは真っ直ぐで、目的のためには努力も惜しまない男の子です。一言で言うなら"負けず嫌い"かな」とコメント。一方、M・A・Oは「本当に謎の少女です。1話を見てもらってもそう思うと思います(笑)。喋ったら不思議少女、存在は謎。全てがミステリーに包まれた少女です」とキャラクターの魅力について熱く語った。

ア001.フレコ現場での雰囲気を尋ねられると、松岡とM・A・Oは口を揃えて「ギルー役の楠大典さんと食べ物の話をするのが恒例になっていました」と発言すると、近藤監督は「現場の雰囲気が良くなるのが早かったですね」とコメント。さらに松岡は、「1話のアフレコの時に、1人1人にキャラクターの説明やバックボーンを教えてくださったのでやりやすかったです。1話1話と話が進むごとに、皆と冒険をしているような感じでした」と、現場の雰囲気を伝えた。

第一話の先行上映後にもふたたび登壇した松岡は、「さっき(上映前では)まだ言ってはいけないネタバレを話してしまっていたようです(笑)。今回ここで見たこと、聞いたことはSNSにあげないでください。ここにいる皆さんと僕たちの秘密です」と会場の笑いを誘うと、M・A・Oは「1話を見て、サラートは謎だなぁと分かってもらえましたでしょうか? サラートがヒイロと出会いどうなるのか、テレビでの放送を楽しみにしてください」とメッセージを伝え、イベントを締めくくった。

TVアニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』は、2016年4月よりテレビ東京ほかにて放送開始予定。そのほか詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。

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