赤城乳業は3月11日、2016年4月1日の出荷分よりアイスクリームの価格を改定することを発表した。このうち、「ガリガリ君」全品は60円(税別)から70円(税別)に変更し、25年ぶりの値上げとなった。

価格改定する対象商品

「スーパーソフト」「ブラック」なども値上げ

今回、価格改定となる対象商品をみると、「ガリガリ君」の全品と「ブラック」が現行希望小売価格60円(税別)から70円(税別)に。「ブラック」と「スーパーソフト チョコバニラ」が現行希望小売価格150円(税別)から160円(税別)に変更される。

さらに、「パフェデザート」の全品、「グランパフェア・ラ・モード チョコ&バニラ・いちご&バニラ」、「ガリガリ君 ソーダ」、「ガリガリ君リッチ ミルクミルク」。このほか、「ガツン、と みかん・香るもも・グレープフルーツ」、「ブラック(マルチ)」、「チョコミント(マルチ)」、「練乳最後まで赤城しぐれ」が現行希望小売価格の300円(税別)から330円(税別)に値上げとなる。

同社は、商品価格改定の理由については「世界的な食品需要の変化、物流費の高位安定、原材料やスティックなど包装資材の需給逼迫と価格高騰、加えて人手不足による人件費高騰も顕著で、既に自社企業努力でのコスト削減が可能な限界を超えてきている」とコメントしている。