映画『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)で悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得した俳優のレオナルド・ディカプリオ(41)が、今月23日に東京・六本木ヒルズアリーナで行われる本作のジャパンプレミアに登壇するため、緊急来日することが7日、明らかになった。

主人公ヒュー・グラスを演じるレオナルド・ディカプリオ

ディカプリオの来日は、2014年1月の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のPR以来、2年1カ月ぶり10度目。ジャパンプレミアイベントで日本のファンにオスカー受賞を報告し、喜びを分かち合う予定だ。

本作でディカプリオは、狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負った上、目の前で息子を殺され復讐に燃える主人公、ハンターのヒュー・グラスを熱演。雪深く埋まり、マイナス5度の中で裸になり、極寒の川に飛び込むなど、自ら多くのスタントを手掛けた。そして、肉体的に過酷な役であると同時に、繊細な演技でほとんどセリフを語ることのない難役を演じ切った。

日本では、ディカプリオがアカデミー賞にノミネートされるや否や、「今回こそは獲ってほしいよなぁ 今回はそれに値する演技だと思うよ!」といった応援ツイートが続々。5度目のノミネートにして初のオスカー獲得を果たした瞬間には「レオ様おめでとう!絶対見ます」などと喜びの声があふれた。

また、本作で監督・脚本・製作を務めたアレハンドロ・G・イニャリトゥも、65年ぶり史上3人目の快挙となる2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞。かつてない製作費をかけて、大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9カ月間のロケ撮影を敢行した。

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