ASUSTeK Computerは4日、同社のゲーミングブランド「R.O.G.」シリーズ新製品として、Intel Z170チップセット搭載のゲーマー向けATXマザーボード「MAXIMUS VIII FORMULA」を国内発表した。5日から販売開始する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込60,000円前後。
PCゲーマーおよびオーバークロッカー向けに設計された「R.O.G.」ブランドの新製品。ゲーマー向けに特化しており、チップセットのR.O.G.ロゴと拡張スロットのFORMULAロゴ、バックパネルカバーのMAXIMUS VIIIロゴの下のラインが、使用時にLEDで照らされる「ROG Aura」機能を搭載する。LEDカラーはソフトウェアで変更でき、CPU温度に応じて変化させる設定も可能。また、市販の5050タイプのLEDテープに対応したピンヘッダも搭載し、PCを全体をLEDでデコレーションできる。
ゲーマー向け機能としては、通常のキーボードにマクロ機能を追加できる「KeyBot II」機能や、登録済みのソフトウェアが実行された際に自動でオーバークロックしたり設定を最適なモードに変更したりする「Turbo App」機能、ゲーム内の音がする方向を画面上にグラフィカルに表示する「Sonic Radar II」機能などを用意。
ネットワークコントローラーはIntel製。ネットワークゲームなど、特定アプリケーションに対し通信の優先度を上げることができる「GameFirst IV」機能により、バックグラウンドでデータをダウンロードしている時もゲームのパフォーマンスに与える影響を抑える。
このほか、メインメモリをストレージにしてゲームの動作を軽快にする「RAMCache」や、CPUファンとケースファンの回転速度を細かく設定できる「Fan Xpert 3」といった機能などを備えている。
■主な仕様 | |
ソケット | LGA1151 |
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チップセット | Intel Z170 |
メモリ | DDR4-3733×4(最大64GB) |
拡張スロット | PCIe (3.0)x16×3(1基はx4動作)、PCIe (2.0)x1×3 |
ストレージ | M.2×1、U.2×1、SATA 6Gb/s×8、SATA Express×2 |
ネットワーク | Gigabit Ethernet×1(Intel I219V)、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1 |
サウンド | High Definition Audio(SupremeFX) |
フォームファクタ | ATX |
そのほか | USB 3.1 Type-A×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×10、USB 2.0×4、DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4b×1、PS/2×1、S/PDIF(出力)×1など |
店頭予想価格 | 税込60,000円前後 |