「大人の少女マンガ手帖 偏愛!美少年の世界」

1970年代に刊行された少女マンガのガイドブック「大人の少女マンガ手帖 偏愛!美少年の世界」が、本日2月23日に宝島社より発売された。

同書では70年代少女マンガの中でも、美しい少年たちが活躍する作品をピックアップ。竹宮惠子「風と木の詩」、萩尾望都「トーマの心臓」、木原敏江「摩利と新吾」などが、ランキング形式で紹介されている。また入江喜和、おざわゆき、雲田はるこ、雁須磨子ら現役マンガ家による美少年マンガランキングや、書店員同士の座談会を公開。当時活躍した竹宮惠子と水野英子へのインタビューも実施され、当時の創作の日々などについて語られた。

巻末には原画の紙色や修整の跡がそのまま再現された「風と木の詩」第1話冒頭や、青池保子による「イブの息子たち」と「エロイカより愛をこめて」のコラボ作品、「パタリロ!」の魔夜峰央描き下ろしエッセイ「美少年の思い出」の3本を収録。また特典として「風と木の詩」の原寸大複製原稿と、同作の主人公・ジルベールのカラー複製原画ポスター2枚が付属する。