先ごろメジャーデビューが決定した関西を拠点に活動する5人組アイドルグループ・たこやきレインボーの清井咲希が11日、大阪・関西テレビで行われたドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』(12日スタート 毎週火曜 深夜1:55~ 関西地区のみ)の試写会に出席した。

関西テレビのドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』試写会に出席した、たこやきレインボーの清井咲希

同作品は、JR大阪環状線の各駅を舞台に、恋愛や友情、ボーイズラブなどさまざまな愛の物語を描く10話のオムニバスドラマ。清井は7話の大阪城公園駅「始発電車が来るまで」(2月23日放送)に出演し、今作で女優デビューを果たす。

清井は他のエピソードに出演する関西出身の若手俳優陣、中山義紘、井上拓哉、鎮西寿々歌とともに試写会の舞台挨拶に登壇。「いつもは5人で活動していますが、今日は1人なのでめちゃめちゃ緊張してます!」と初々しいコメントで会場をなごませた。

清井の役どころは家出少女。「たこやきレインボーではいつもワーキャー言ってるんですけど、ドラマでは沈黙のシーンも多い静かな役で、気持ちの切り替えが大変」と役作りの苦労を語り、撮影現場でも「めっちゃ緊張!」していたというが、共演のベテラン俳優・やべきょうすけが「休憩時間にいっぱい話しかけてくださったので緊張もほぐれて、楽しく撮影ができました」とニッコリ。家出少女と逃亡犯がひょんなきっかけで出会い、心を通わせる姿を描く出演作を「2人が自分の過去や思いをぶつけ合って、自分の生き方を見つけていくお話。みなさんも共感できるところがあると思うので、ぜひ見てください」とPRした。

また、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で炭鉱夫・伊作を好演して注目を浴びる中山は3話の大正駅「新しい海の出現」(1月26日放送)でドラマ初主演。「昔、初めてつき合った彼女と大阪環状線に乗って、離れたくなかったので『もうちょと乗っていかへん?』と降りずにグルグル回っているうちに、3~4周してました。だから僕の"デートスポット"でもあります(笑)」とドラマの舞台にまつわる甘酸っぱい思い出を告白して笑わせていた。

舞台あいさつには、関西出身の若手キャスト陣、井上拓哉、清井、鎮西寿々歌、中山義紘が登壇(左から)