熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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1月4日(月)

■「神田正輝と三船美佳、のっちとマンボウやしろが熱愛?」【ビビット】

神田正輝(左)と三船美佳

新年1回目の放送だけに、番組は年始の芸能ニュースをまとめて紹介。1組目は、神田正輝と三船美佳の「年の差32歳! 離婚相談で急接近」。三船は24歳年上の高橋ジョージと離婚裁判中だが、神田はさらに年上だけに衝撃は大きかった。この報道を神田は「事実ではありません。彼女がかわいそうだ」、三船の所属事務所も「『ありえない』と笑い飛ばし、困惑しています」と否定。共演歴が長く、実際に仲もいいため、スクープ扱いされただけなのか。

2組目は、Perfume・のっちとマンボウやしろの「男たちに勇気! 顔面格差カップル」。大のカレー好きで知られる2人がデートを重ねているというが、両事務所は「友人の一人」という、どちらとも取れるコメントで否定はなかった。顔面格差に加え、27歳と39歳の年の差があるだけに、今後も話題を集めそうだ(のちにマンボウやしろがハッキリ否定)。

3組目は、田畑智子と岡田義徳の「騒動から約2カ月、カボチャ破局」。田畑が手首を切った自殺報道から2カ月が過ぎて、今度は破局報道が流れた。「カボチャの料理中にケガした」と釈明した当時からすでに2人の仲はギクシャクしていたという。ただ、2人ともまだまだマスコミからの追求を避けられないだろう。

■「川栄李奈と浅香航大、綾野剛と佐久間由衣が熱愛?」【スッキリ】

浅香航大(左)と川栄李奈

こちらも年始の芸能ニュースを連続紹介。1組目は、どぶろっく・江口と一般女性の結婚。しかも、すでに5歳の子どもがいるという。実は交際2年で彼女が妊娠し、江口はプロポーズしたが、「あなたは芸人なんだから芸の道を進みなさい。子どもは私が育てる」と宣言し、それから江口は毎年彼女の誕生日にプロポーズを続け、交際7年の今年ついに結婚。その理由は「子どもが小学校に入学する年齢になった」から。芸人としては何とも頼もしい妻だろう。

2組目は、元AKB48・川栄李奈と浅香航大。昨年夏の舞台共演で急接近したようだが、川栄は「みんな仲良くて、けいこ後とかもみんなでご飯に行っていたので」、浅香も「女優としても女性としても尊敬できますし、仲間としてみんなとともに仲よくさせていただければ」と、そろって友人同士であることをアピールした。しかし、「交際していません」のひと言がなかっただけに、まだ真実はハッキリしない。

3組目は、綾野剛とモデル・佐久間由衣の熱愛。佐久間は綾野より13歳年下の20歳であり、そろって「友人の一人」と報道を否定した。綾野は恋の噂が多いだけに、熱愛報道に対する振る舞いが実にこなれている。

1月5日(火)

■「福山雅治、新妻のために年内挙式&ハネムーンを計画か」【ビビット】

福山雅治(左)と吹石一恵

福山雅治が妻・吹石一恵のために挙式とハネムーンを予定しているという。番組では2つの案を予想。1つ目は福山の故郷・長崎で内輪だけの挙式・披露宴。2つ目は、福山が世界の秘境を旅していた経験から、お気に入りの場所へ吹石を連れて行きつつ、近くの高級ホテルで挙式するというもの。「マダガスカルかもしれない」という予想もあった。結婚後1度も2ショットを見せない夫婦だけに、誰にも見られない秘境での結婚式がないとは言えない。

■「吉田鋼太郎が銀座ママと、交際3カ月で4度目の結婚!」【グッディ】

吉田が22歳年下の34歳女性との結婚を発表。吉田は事実婚も含めてバツ3であり、56歳にして4度目の結婚となる。相手女性は銀座のママで、ショートヘアのスレンダーな美女という。

出会いは昨年9月、知人主催のパーティーで、ほどなく交際に発展。12月に吉田がプロポーズして結婚を決めるまで、交際期間3カ月のスピード婚となる。挙式や会見の予定はないが、まもなく主演ドラマもはじまるだけに何らかのコメントが聞けるだろう。それにしても4度目の結婚は、「現在の芸能界きってのモテ男」という何よりの証明か。

1月6日(水)

■「羽生結弦選手に熱愛報道、"高校の同級生婚"か」【ビビット】

羽生結弦選手

「現在アスリート界で最も女性ファンが多い」とも言われる羽生選手に、何ともほほえましい熱愛報道が流れた。相手は同じ東北高校の同級生。いきものがかりのボーカル・吉岡聖恵似で、インターハイに出場するほどの陸上選手であり、クラスのムードメーカー的な存在だったという。

2人は在学中から仲がよかったが、昨年春に羽生選手が告白して交際がスタート。すでに「結婚の約束を交わした」と報道されているが、本人たちはこれを否定。真相はいかに。

■「キンタロー。が結婚を発表! 番組スタッフと恋仲に」【ビビット】

キンタロー。が昨年12月14日にテレビ制作会社に勤める男性と結婚していたことを発表した。キンタロー。は、芸人の河口こうへいと交際していたが、2014年3月に破局。その年の夏に出演番組のスタッフと恋愛関係になり、1年半の交際を経て結婚した。

キンタロー。は34歳、相手男性は37歳であり、妊娠はしていないという。堅実な結婚であり、晴れ着で会見を開いたのも今どきめずらしい。満面の笑みとギャグを交えつつ、「ガンガン攻めて"好き好きアピール"をしていました。彼は私の"顔圧"にひるまなかったですね」「ティファニーの指輪をいただきました」と話すなど、この会見で間違いなく好感度が上がっただろう。

1月7日(木)

■「ベッキーが不倫騒動で緊急会見! 苦しい釈明の意味は?」【スッキリ】

ベッキー

ベッキーにとって実質的な初スキャンダルの相手は、ゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音。さらに、川谷が昨年夏に結婚していたことが判明し、不倫という悪いイメージで覆い尽くされてしまった。

急きょ会見を開いたベッキーは、「私はアーティストの川谷絵音さんの作る音楽のファンでありまして、ライブにも行かしていただき、打ち上げなどでお話もさせていただき、川谷さんと連絡を取るようになりました。記事にありましたように、2人で食事に行かせていただいたこともあります。そして、お正月に長崎のご実家にお邪魔したことも事実です。ただお付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません。しかし、私のとった行動はたくさんの方々にご迷惑をおかけし、誤解を招くような大変軽率な行為だったと深く反省しております」などとコメント。

一方、川谷はベッキーの会見終了後にFAXで「ベッキーさんと親しい友人としてお付き合いさせていただいていましたが、既婚の身でありながら私の軽率な行動によってこのように世間を騒がせる事態となりましたことを深く反省いたしております」も友人関係をアピール。

しかし、ベッキーの会見は質疑応答がなく、約4分30秒にわたって一方的に語るだけのもの。7回も「申し訳ございません」と繰り返し、12回も頭を下げたが、好感度が売りのキャラだけにダメージは大きい。ただ、既婚者でありながらベッキーを実家まで連れ出し、記者から妻の名前を出されて「友達です」と答えた川谷の罪はさらに重い気がする。

1月8日(金)

■「ベッキーの不倫騒動が大きな波紋。約8割が不満の意」【とくダネ】

前日に報道されたベッキーの釈明会見が、日本全国で大きな波紋を呼んでいる。会見は裏目に出たようで、2人のイメージは悪化。街頭インタビューの約8割が、一方的で言い訳のような会見に不満の意を示していた。

不満の理由は、ベッキーが発した3つの言葉。"友人"という言葉には、「妻がいる人の実家に行くのは友人ではない」。"誤解"という言葉には、クリスマスイブにディズニーシーへ行き、近くのホテルに宿泊したことや、「誤解なら泣くな」。"卒論"という離婚届を意味する隠語については、「犯罪に走る人と同じ」などと悪印象が続いた。

「会見でウソをついた」というイメージは免れず、元気な優等生のようなキャラクターを完全に失ってしまったベッキー。真っ先に謝るべきは川谷の妻だったが、まるでCMや番組関係者に向けたような謝罪が違和感を生んでいることに本人は気づいているのか……。ちなみに、ゲスの極み乙女。が、1月13日にリリースする新曲タイトルは『両成敗でいいじゃない』。何とも皮肉だが、結果的としてプロモーションになっている。

■「紗栄子のラブラブ子連れ"PJ"旅行にネット上が騒然」【ビビット】

紗栄子

昨年末に、総資産2000億円のセレブ社長・前澤友作氏との交際を宣言した紗栄子。年明けもブログにアップした写真で話題を集めている。

その写真は海外旅行へ行く2人の様子を写したもので、飛行機内でのラブラブショットや、子どもとコックピットをのぞく姿が見られた。「紗栄子、PJで海外へ」という見出しの"PJ"が、紗栄子がイメージガールを務める下着メーカー『PEACH JOHN』ではなく、「プライベートジェット」だったことにネット上は騒然。行き先はアメリカのオーランドだったことから、子どもを連れて『ディズニー・ワールド』『ユニバーサル・オーランド』などに行ったと見られている。

紗栄子の言動に対してはいまだバッシングも多いが、その突き抜けっぷりはエンタメのコンテンツになるレベルに到達。そのうち何も言われなくなるかもしれない。


2016年1週目は芸能ニュースがてんこ盛り。スポーツ紙が景気づけとして流した飛ばし記事のようなニュースもあったが、『週刊文春』の「ベッキー不倫騒動」は、文句なしの大ネタだった。ニュースからドラマ、バラエティまで、「悪人を成敗する」内容のテレビ番組が増えているだけに、雑誌がバカ売れなのも理解できる。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。