アンファーはこのほど、「オトナ女子(30~40代女性)のまつ毛」に関する調査結果を発表した。調査は2015年12月1日~3日、15~49歳の女性500名(15~24歳250名、30~49歳250名)を対象にインターネットで行われた。

オトナ女子6割超が「老けまつ毛」「盛りまつ毛」を自覚

「あなたのまつ毛は"盛りまつ毛"と"老けまつ毛"のどちらだと思いますか?」

はじめに、「オトナ女子」のまつ毛の状態を知るため、30~40代の女性に「あなたのまつ毛は盛りまつ毛と老けまつ毛のどちらだと思いますか?」と尋ねたところ、「老けまつ毛(42%)」が最も多く、「盛りまつ毛」は24%だった。

若者女子が考える"盛りまつ毛"卒業年齢は「28歳」

次に、こうした「オトナ女子」の"盛りまつ毛"が、15~24歳の「若者女子」からどのように見られているのか探るため、「オトナ女子」の"盛りまつ毛"の目撃経験を聞いたところ、なんと88%が「ある」と回答。その時の気持ちとしては「痛々しい(56%)」「年甲斐がない(40%)」「スマートでない(40%)」「似合わない(39%)」などの回答が上位に並び、30~40代女性の"盛りまつ毛"に対して、ネガティブなイメージを持っている「若者女子」が多いことがわかった。

「オトナ女子の"盛りまつ毛"について」

そこで、「"盛りまつ毛"を卒業すべき年齢を設定するとしたら、何歳だと思いますか?」と質問した結果、平均回答は「28歳」という結果に。「若者女子」たちは、30歳を迎える前には"盛りまつ毛"は止めるべきと考えているよう。

また、「自分の母親が"盛りまつ毛"をしていたらどのように思いますか?」と聞いたところ、77%が「一緒にいるのが恥ずかしい」、60%が「母親に対する評価がさがる」と回答した。さらに「職場の女性上司や先輩」についても聞くと、54%が「尊敬の気持ちが弱くなる」、53%が「上司・先輩に対する評価がさがる」と答え、半数以上がマイナスの感情を抱くことが明らかとなった。

「オトナ女子」の"老けまつ毛"目撃率、77%!

続いて、「オトナ女子」の"老けまつ毛"についても聞いたところ、その目撃率は77%にのぼった。その時の気持ちとしては、「年齢を感じる(71%)」が最も多く、以下、「おばさんっぽく感じる(37%)」「貧相にみえる(27%)」「可哀そうに感じる(22%)」と続いた。

一方、自身の"老けまつ毛"を自覚している「オトナ女子」が、まつ毛の変化を感じるようになったのは「30歳を過ぎてから(38%)」とのこと。また、「まつ毛の曲がり角(= まつ毛が衰え始め、"老けまつ毛"を自覚する年齢)は何歳くらいだと思いますか?」という質問では、平均回答「36歳」という結果に。

そこで、「オトナ女子たちに「10代の頃と比べて、地まつ毛に変化を感じる点」について尋ねたところ、「少なくなった(33%)」「抜けやすくなった(29%)」「細くなった(16%)」「短くなった(12%)」「カールが続かなくなった(12%)」などの回答が上位となり、多くの「オトナ女子」が若い頃のまつ毛との差を感じている実態がうかがえた。

年齢とともに、「長さ・ボリューム」が減少傾向に

同調査では、「オトナ女子」たちの"老けまつ毛"の実態をより詳しく調べるため、20~50代の女性96名(各年代ごとに均等割付)を対象に、年代別の「まつ毛測定調査」も実施した。

「まつ毛測定結果」

まず、まつ毛の「長さ」を測定した結果、「若者女子」である20代の平均は5.18mmであったのに対し、「オトナ女子」である40代の平均は4.89mm。さらに上の年代となる50代では平均4.54mmと、20代と比べて1割以上も短い測定値となった。

また、まつ毛の「ボリューム」でも、「若者女子」(20代)で42.3pt、「オトナ女子」(40代)で41.5pt、50代で38.8ptとなり、いずれも、年齢を経るごとに明らかな減少傾向がみられる結果となった。

目指すは「メイクではなく、素の状態が美しいまつ毛」

最後に、「オトナ女子」の目指すべきまつ毛の状態について調べるため、まず、「若者女子」と「オトナ女子」それぞれに、「まつ毛の違いで、目元の印象や顔の印象まで変わると思いますか?」と質問したところ、「若者女子(96%)」「オトナ女子(93%)」ともにほとんどが「そう思う」と回答。まつ毛が見た目の印象に影響をおよぼすという点については、両者の共通認識であることがわかった。

そこで、理想の「オトナ女子」のまつ毛はどのようなものだと思うか尋ねたところ、「ナチュラルロングな地まつ毛」(18歳)、「マスカラをしなくても、黒くて美しいまつ毛」(30歳)、「過度にまつ毛を加工せず、自然で美しいまつ毛」(41歳)などの声が挙がった。「若者女子、オトナ女子どちらも、メイクではなく、素の状態が美しいまつ毛が『オトナまつ毛』のあるべき姿と考えていることが明らかとなった」と同調査。