ムード満点の「おうちカフェ」を、カラーボックスを使った簡単カウンターとヴィンテージの窓枠で実現! カッコよく、使い勝手のいいキッチンのコーディネートテクを紹介します。賃貸のお部屋でもマネできる "ワザ" が満載です。

ペイントテクでキッチンをカフェ風に変身!

賃貸マンションのコンパクトなキッチンを大胆にアレンジした、RoomClipの人気ユーザーedenさんのテクを紹介します。ポイントはペイントと壁紙シート。

カウンターは3段のカラーボックスを3つ並べて、上に天板を載せただけ。「カラーボックスの裏側にはネットを貼り、布をかけてカバーしました。収納力があるから、シンク側には食器やカトラリーを入れています」とedenさん。

「天板はウォールナッツのオイルステインを3度塗り、上から白っぽいアクリル絵の具を筆やスポンジを使って、まばらに塗って使い古したような質感に」(edenさん)。シックで味のある天板にコーヒーがピッタリ。

カウンターのサイドには海外の建具や建材、アンティーク雑貨を扱うショップ「RICHMOND ANTIQUES&SALVAGE」で購入した窓枠を配置。「海外の家で使われていた窓枠みたいですが、ショップで出会って一目ぼれ。古くて枠がもろくなっているので大事に使っています」(edenさん)。窓枠を置くことで、"カフェ感" の演出力が上がっています。

もう1つカラーボックスを発見! サイドには壁に貼ってあるものと同じ壁紙を貼り、ペイントしたすのこを蝶番 (ちょうつがい) でつなぎ、扉を作りました。

冷蔵庫もお部屋になじむカラーでペイント。「白い冷蔵庫が浮いてしまうので、トールペイント用のアクリル絵の具、茶とモカとカーキをミックスしてペイントしました」とのことで、edenさんは気に入った色が出せるまで、何度も色を調合したようです。扉についているのは、ビンや缶の蓋に磁石をつけて作ったハンドメイドのマグネット。

キッチンの窓はホームセンターで購入した木材で枠を作成。ネットが貼ってあるところは、セリアで買ったフレームをはめています。「壁はマスキングテープを貼った上に両面テープで壁紙を貼っています。木材風の絵柄の壁紙でナチュラルな感じに」(edenさん)。シンクの扉にも同じ壁紙を貼っています。

カフェ風キッチンの最後の演出はライト。明るすぎない小ぶりのペンライトの光で、優しくお部屋をともしています。ムード満点のお家カフェはいかがですか?

お伺いしたお宅は……

edenさん

部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」の人気ユーザー。フォロワー数は6,000を超える。インテリアが好きで、今までハワイアンやアジアン、アンテーク風……と、いろいろトライしてきて、現在のプランツ&ヴィンテージ風のクールなテイストにたどりついたとか。


執筆:ウチダモモコ
雑誌やムック、サイトでインテリアや美容、料理など女性のライフスタイル全般について記事を執筆。

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