女優の沢尻エリカが主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ『大奥』(1月22日・29日21:00~22:52)に出演する、蓮佛美沙子、浅野ゆう子、成宮寛貴らの追加キャストが15日、発表された。

(左から) 成宮寛貴、蓮佛美沙子、浅野ゆう子

江戸時代の徳川幕府・大奥を舞台に、女たちの壮絶な人間模様を描く人気シリーズで、今回11年ぶりに復活する同作。沢尻は、1月22日の第1部「最凶の女」で、大奥史上最強の側室・お美代という"悪女"を、29日の第2部「悲劇の姉妹」では、将軍・家斉に気に入られたことで妹の激しい嫉妬心による策略を受け入れる姉・梅という"聖女"の2役を演じ分ける。

蓮佛が演じるのは、第2部で姉に嫉妬心を持つ妹・歌。浅野は、大奥を取り仕切る総取締・大崎局、そして成宮は、女性たちの運命を惑わす将軍・徳川家斉を演じる。

蓮佛は自身の役について「ものすごく極端なことをしてしまう役なので、理解することは難しかったです」というが、自身にも兄弟がいることから、「美しくて完璧な姉を持ってしまったがゆえの嫉妬心という、周りから比べられることに対するうらやましさや悔しさは少し分かるかなと思いました」と話す。

また、『大奥』には第1作から出演し、総取締を演じてきた浅野は「今なお声を掛けていただき光栄です」と恐縮しながら、2役を演じる沢尻を「きっちりと演じ分けられているのに驚きました。新しい大奥のヒロインの誕生です」と絶賛。成宮は、1部と2部で年をへて、同じ人物でも約20歳程度年齢が違う役を演じることになったが、「セリフのスピードや語尾を変えたり、あとは姿勢を変えてみたり、なるべく工夫しました」と語っている。

このほか、板尾創路、温水洋一(第2部のみ)、光浦靖子、鷲尾真知子、山口香緖里、久保田磨希といった個性派キャストも続々と出演する。

徳川家斉(成宮寛貴/中央)を先頭に御鈴廊下を歩く大奥の女たち(第1部より)

(左から) 鷲尾真知子、久保田磨希、山口香緖里

蓮佛美沙子(左)と沢尻エリカ

(左から) 温水洋一、板尾創路、光浦靖子