CCCメディアハウスは27日、書籍『これからのお金持ちの教科書』を発売した。著者は元日経BP記者の加谷珪一氏で、価格は1,500円+税。

加谷珪一『これからのお金持ちの教科書』(CCCメディアハウス/1,500円+税)

スマホ時代にどうやってお金を稼ぐか

同書はスマートフォンの普及によって時と場所を選ばずにビジネスが可能になったこの時代に、いかにしてお金を稼ぐかを指南した1冊。

著者の加谷氏は億単位の資産を有する個人投資家で、東北大学卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務に従事。その後独立してコンサルティング会社を設立し、経営コンサルティングや資産運用アドバイスを行っている。

同氏は今後の世界について、「スマートフォンの普及でビジネスのインフラが激変し、新しい資本の時代が始まろうとしている」と説明。これまでの「起業家や投資家だけが金持ちになる」という状況が変わり、インターネットを使って不特定多数の人が仕事を請け負えるようになるため、これまで消費者だった人が簡単に提供者(起業家)になりうるという。

内容は「すでに始まっている『新しい資本の時代』」「スマートフォンが本当に変えたもの」「新しい時代における『稼げる人』を考える」「これからの『富のルール』を知る」「情報を制する者がお金を制する」「新しい資本の時代を生き抜くために」の6章構成。各章に「2025年までにお金持ちになるためのヒント」が記されている。