スリーエムジャパンは10日、「手帳活用に関する調査」の結果を発表した。対象は手帳を1年以上使っている20代~50代のビジネスパーソン男女600名。

「紙の手帳」の用途、7割が「スケジュール管理」と回答

「紙の手帳」の用途を聞くと、75.3%が「仕事のスケジュール管理」、71.8%が「プライベートのスケジュール管理」と回答した。

「紙の手帳」と「デジタルの手帳」を併用しているかを聞いたところ、37.8%が「併用している」と回答した。

「紙の手帳」を使う理由を聞くと、1位は「文字を打ち込むよりも書くほうが手軽だから」(56.3%)だった。次いで、2位は「自由に書きたいことが書けるから」(49.8%)、「過去のスケジュールなど、めくるだけで確認できるから」(34.5%)となった。

「『紙の手帳』を使う理由は何ですか?」

「紙の手帳」は「実際、スペースが足りなくなって、イライラする・不満を感じる瞬間があるか」を聞くと、62.6%が「イライラする瞬間がある」と回答した。

「イライラする瞬間がある」と回答した人に具体的なポイントを聞くと、「書き間違いで汚くなる」(31.5%)が最多となった。以降、「書けるスペースが足りなくなる」「書けるスペースが決まっている」(ともに30.8%)、「使わないページが多い」(25.0%)と続いた。

「『紙の手帳』を使用する際、ストレスに感じるポイントは何ですか?」

「紙の手帳」と一緒に使っている文房具を聞くと、1位は「ボールペン」(82.8%)。次いで、2位は「シャープペン/鉛筆」(33.8%)、3位は「ふせん」(30.5%)が上位にあがった。

「一度手帳にふせんをどうしているか」を質問すると、75.3%が「張り直したり、移動させたりする(捨てる場合も含む)」、24.7%が「貼りっぱなし」と回答した。