ローソンは10日、同社とイオンがさらなる顧客の利便性向上を図るため、全国のローソン店舗(12,170店:2015年9月末現在:ナチュラルローソン、ローソンストア100を含む)で、イオンの電子マネー「WAON」での店頭決済および現金チャージのサービスを12月15日から開始すると発表した。

ローソン、電子マネー「WAON」を導入

ローソンはこれまでにiD、Edy、QUICPayなどの電子マネーのほか、Kitaca、Suica、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMO、nimoca、はやかけん、manacaの交通系電子マネーを導入。新たに「WAON」での決済サービスを導入し、普段「WAON」を利用している主婦層や中高年層の顧客にローソンを便利に利用してもらうとともに、顧客の多様な決済ニーズに応えるとしている。

イオンの電子マネー「WAON」は2007年4月に誕生以来、"いつでも・どこでも・誰でも"気軽に利用できる生活者の電子マネーというコンセプトのもと、利用箇所を拡大。今回のローソン店舗での利用開始により、「WAON」の利用箇所は約24万箇所にまで拡がる。「WAON」はイオンの店舗だけでなく、すべてのWAON加盟店での「WAON」を使った支払いでWAONポイントがたまる(200円で1ポイント)。

「WAON」は、スピーディーな決済、煩雑な小銭管理が不要となる利便性、「WAON」ポイントが貯められるお得さなどが評価され、累計発行枚数5,250万枚(2015年9月末)、2013年の年間利用金額は同年市場規模の約5割(※野村総合研究所「ITナビゲータ2015年版」スマートペイメント市場」よりイオンで試算)を占める1兆5,100億円、2014年は1兆9,300億円まで成長している。

ローソンとイオンは、今後も顧客に便利でお得な買物を楽しんでもらえるよう、魅力あるサービスの提供に努めていくとしている。