ダイナックは26日、東京駅・丸の内に新業態「ヴィッラ ビアンキ」をオープンする。

マルケ州の本場の味を再現したメニューを提供 ※右は「マンチーニ」を使用した「魚介の旨みたっぷり アンコーナ風スパゲティー」

ウマニ・ロンキ社生産の高品質ワインを豊富に取りそろえた

同店は、イタリア中部マルケ州のリーディングワイナリー ウマニ・ロンキ社(Azienda Vinicola Umani Ronchi S.p.A.)と、イタリア食材とイタリアワインの専門商社・モンテ物産と3社で提携を結び、オープンするワインバール。

ウマニ・ロンキ社は人気ワイン漫画「神の雫」にも登場した、ワイン通の間では有名なワイナリー。店名「ヴィッラ ビアンキ」は「ビアンキ家の館」の意味で、ビアンキはウマニ・ロンキ社の現オーナーファミリーの名前となる。"ウマニ・ロンキ社のパイロット店としてマルケ州の自然や伝統、同社のこだわりを伝える店"という意味を込め命名したという。

ウマニ・ロンキ社のワインを日本国内でもっとも豊富に取りそろえており、同社のワインだけで全17種類となる。同社オリジナルラベルのワインや他では飲むことが難しい希少なワインなども用意する。グラスワインは常時13種類。たっぷり飲めるレギュラーサイズ(150cc)と、少しずついろいろ楽しめるエンジョイサイズ(90cc)の2種類のグラスサイズを用意し、気軽に楽しく飲み比べが可能となる。

マルケ州の港町をテーマにした店内 ※画像はイメージ

料理は、レバーを加えたコクのあるラグーソースがたっぷり入ったラザニア「ヴィンチスグラッシ」や、豊富に使われる魚介の旨みがしっかり味わえるマルケ風魚介の煮込み「ブロデット」など、マルケ州を代表する郷土料理を再現。

さらに、イタリアの有名レストランでも使用しているマルケ州産のパスタ「マンチーニ」を使ったメニューもおすすめとなる。モチモチとしながらコシのある食感が特徴の「マンチーニ」を使用したパスタ料理は、デュラム小麦の旨味と甘味が噛み締めるほど実感でき、思わずもう一皿食べたくなるような仕上がりとなっているという。

開店スタッフによる、マルケ州での研修の様子

開店にあたっては、マルケ州の本場の味を再現するため「ヴィッラ ビアンキ」のシェフに任命されたスタッフをはじめダイナックの4名がマルケ州に赴き、約1週間の研修を積んだ。「マンチーニ」を使用したパスタのレシピや調理技術を学んで帰国。同店にてマルケ州の郷土料理のおいしさを提供する。

所在地は、東京都千代田区丸の内・新丸の内センタービルディング3F。営業時間は、ランチ11時~15時30分(L.O.15時)。ディナー17時~23時00分(L.O.22時)。土・日・祝11時~23時(L.O.22時)。定休日はなし(ビルメンテナンスに準ずる定休日あり)。