富士重工業は26日、「2015/2016 Japan Ski Team TAKE OFF記者会見」を実施した。全日本スキー連盟のオフィシャルサポートを継続すると発表し、専用ラッピングを施したスバル「レガシィ アウトバック」をオフィシャルカーとして贈呈した。

スバル「レガシィ アウトバック」のオフィシャルカーと、(写真左から)ジャパンスキーチームの伊藤有希選手、富士重工業スバルネクストストーリー推進室長の小島敦氏、葛西紀明選手

同社は1976年に日本初の乗用4輪駆動モデル「レオーネ」をオフィシャルカーとして提供して以来、全日本スキー連盟をサポートしてきた。記者発表会に登壇した同社常務執行役員の細谷和男氏は、「全日本スキー連盟ナショナルスキーチームにオフィシャルカーを提供させていただきまして39年になります。今シーズンは40年目という節目なので、『レガシィ アウトバック』を贈呈させていただきました。選手の方々には、このクルマを活用して、よりいっそう大きな活躍をしていただけたら」と話した。

発表会にはジャパンスキーチームの葛西紀明選手と伊藤有希選手も登場。ヨーロッパ遠征で「レガシィ アウトバック」に乗っていたという葛西選手は、「走りやすいし、4輪駆動なので、雪の中では最高のパフォーマンスを発揮してくれます」と魅力を語った。

オフィシャルカーに関するエピソードとして、「遠征のときには席の取り合いで、助手席を真っ先に取るのが僕なんですよ」と葛西選手はコメント。一方、伊藤選手は、「私はまだまだ下っ端なので、荷物車にしか乗ったことがないんですよ。いつか『レガシィ アウトバック』に乗せていただきたいです」と話していた。

専用ラッピングを施した「レガシィ アウトバック」

トークショーのMCは八木沼純子さんが務めた

ジャパンスキーチームの葛西紀明選手(写真左)と伊藤有希選手(同右)

オフィシャルカーの至るところに「Japam Ski Team」のロゴが

「ゲレンデタクシー2016」に使用される「レガシィ アウトバック」も会場に展示された

富士重工業は顧客とのつながりを強化する取組みの一環として、今年から「アクティブライフ応援活動」を開始している。この冬には、スキー場でリフト代わりにスバルのSUVシリーズが走る「ゲレンデタクシー2016」や、「スキースペシャルレッスン 親子でチャレンジしよう!」「ワールドカップ スキージャンプ観戦ツアー 大迫力のジャンプが目の前に!」などを実施する「アクティブライフスクエア」、本社ショールームに冬の装飾を施した「スバルSUVフェス」の開催を予定している。