「毎日使うもの」が集中する洗面所周りは、リビング以上に使い勝手の良さが求められる場所。ここでは、レトロ雑貨やアンティーク雑貨を使って実用的であたたかな空間を作るコーディネートの例を紹介します!

あたたかみをかもし出す、ほどよいオールド感

「Room Clip」の人気ユーザー Megumiさんのお宅の洗面所で、まず目を引いたのは天井の照明。電球に鳥かごをかぶせたオリジナルライトは光量も十分。むき出しの電球に比べて、どこかホワッとした印象を受けます。

これはレトロ雑貨ではありませんが、造花をうまく使った例。洗濯機の蛇口やホースなど、そのまま見せたくはない場所の目隠しに緑を使うのがポイント!

収納棚の代わりに使われていたのは、なんとトランク! こういう存在感のあるレトロ雑貨はインターネットで購入することがほとんどだそうです。内部に板でH字の仕切りを作って掃除用具やタオルなどを収納。使わない時に閉じておけば、しっかり空間のアクセントにもなる、一石二鳥のアイデアです。

「買い物をする時から『これに使おう!』と思っていることはまれで、直感的に "ピッ" と来たものを買ってから何に使おうかな……と考える方がほとんど。だから、同じものでもいろいろ用途が変わります」というMegumiさん。

アンティーク品ではありませんが、ほどよいユーズド感が漂うこんなアイテムも見つけました。IKEAで購入した椅子で、最初はお庭で鉢植え置きとして使用。ほどよく風化したところでタオルかけに昇進!? したものだそうです。1つのアイテムでも本当にいろんな使い方ができるんですね。

ちなみにこの椅子ですが、壁に石膏ボードのアンカーを付けて2本のネジで壁とくっつけています。トランクも、ネジの数が違うだけで同じ付け方です

こちらもオールド感に味のあるアイテム。昔は鉢植えの入れ物でしたが、今はバスタオル入れになっているそうです。

お伺いしたお宅は……

Megumi さん

部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」で3,300人以上のフォロワーを持つ人気ユーザー。家族と犬2匹、猫2匹と一緒に千葉県在住。「ほどほどの味わいと生活感、暖かみがあってちょっとかっこいい」ものが好き。部屋作りのコンセプトは「ペットと家族の暮らしやすい家」。


執筆:Yume
フリーライター。緑がいっぱいの東京下町でのんびり暮らしています。カメラ片手の街歩きや旅が趣味兼仕事、と言えるようになりたい。

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