フジテレビのリアリティ番組『テラスハウス』のスタッフが、"ガールズラブ"をテーマにしたドラマを制作することが22日、明らかになった。11月7日スタートの同局系『トランジットガールズ』(毎週土曜23:40~24:05 ※初回は23:50~24:15)で、女優の伊藤沙莉とモデルの佐久間由衣が、連ドラ史上初というテーマに挑む。

ガールズラブドラマに挑む伊藤沙莉(左)と佐久間由衣

同作の主人公は、親同士の再婚で、ひとつ屋根の下で義姉妹となった、伊藤演じる妹・葉山小百合と、佐久間演じる姉・志田ゆい。2人は、性格もルックスも好対照だが、反発しながらも恋を育んでいく。"ひとつ屋根の下で育まれる恋"という点で、『テラスハウス』を想起させる。

連ドラ初主演の伊藤は「期待と不安で胸いっぱいでした」と振り返りながら、「今までやったことのないピュアな少女漫画の主人公のような女の子を演じさせていただいて、さまざまな葛藤はありつつも、とても楽しい経験をたくさんさせていただきました」と充実の様子。「キュンキュンしたり切なかったりと、見ていて飽きのこないすてきな作品だと思いますので、ぜひ、毎週、毎シーン、楽しんでいただきたいです!」と見どころを語る。

一方、佐久間は、これがドラマ初出演。「映像の世界はずっと挑戦したかったことでもありました」と念願がかない、「"志田ゆい"という役と向き合いながら、日々、模索することに幸せを感じています」と喜びを語っている。

また、音楽をDragon Ashの降谷建志が担当。ソロ作品でのドラマタイアップはこれが初めてで「ソロとしての作品発表は今年になってから始めたばかりですが、早くもこのような機会をいただけてとてもうれしく思います」とコメントを寄せている。

出演者はほかに、健太郎、吉田里琴、渡辺恵伶奈、尚玄、霧島れいか、Mummy-D。松本彩夏プロデューサー(イースト・エンタテインメント)は「"好きになったのが女の子だっただけ"の、よくあるラブストーリーを目指しています」と構想を語り、「伊藤沙莉さん、佐久間由衣さん、健太郎さん…ほか、ここから大きく羽ばたいていくであろうキャストたちが放つ、今だけの輝きを見てもらいたいと思っています」と、見どころを予告している。