千代田区・中央区エリアで「大江戸 東京 まんまん祭り」を開催

千代田区商店街振興組合連合、室町大通会、日本橋北詰商店会は10月25日~11月7日、「千代田区×中央区~東京の中心、日本の中心を世界に発信~大江戸 東京 まんまん祭り」を開催する。

同イベントでは、江戸時代から"商人や職人の町"として、経済などさまざまな面で東京や日本の"中心(まんまんなか)"として存在する東京都中央区・千代田区の魅力を発信するという。

期間中の18:00~22:00には、エリア内のイベント参加飲食店を自由に飲み歩き、食べ歩きする「~下町グルメ体験~はしご酒」を開催。神田界隈の路地裏の名店などを体験できるという。参加店で「IC はしご酒チケット」(3,000 円「3 枚綴り」)を購入し、各店舗でチケットを使って決済する仕組み。 各店舗チケット1枚(1,000円相当)で、1ドリンク&1フードのセットをオーダーできる。また、ICカードの再購入で追加オーダーも可能。

10月31日、11月1日、11月3日、11月7日には、「江戸古町『ホントの下町! 神田・日本橋巡り』」を開催。中央区・千代田区の名所や名店をガイドと一緒に巡るツアーとなる。"昭和建築巡り"や"江戸古町史跡巡り"などのコースを用意する。1日2回開催予定で、「大江戸東京まんまん祭り事務局」への電話にて申し込みを受け付ける。定員は各回15人で、参加料金は無料。

イベント初日となる10月25日の11:00~16:00には、イラストレーターの南伸坊さんと林丈二さんプロデュースのもと、日本橋室町2丁目の仲通り、浮世小路などで「日本橋百鬼夜行」を開催。当日12:00~12:30および15:00~16:00には、妖怪に扮(ふん)した役者たちが寸劇やダンスなどのパフォーマンスをし、披露する「妖怪パフォーマンス」を実施する。

10月25日には「日本橋百鬼夜行」も(画像は南伸坊さんによるイラスト)

さらに、振付師が参加者に妖怪らしい動きや簡単なダンスを教え、一緒に会場内を歩きながら他の来場者を妖怪風に驚かせてみたり、妖怪風ダンスを披露したりする「妖怪ダンス教室」も開催。会場では、メイクスタッフが簡単な妖怪風メイクを施す妖怪仮装サービスを行う予定で、当日に妖怪風の仮装を着ることも可能となっている。また、妖怪と記念撮影ができる撮影コーナーも設置する。参加料金は無料。

同時に実施予定の「妖怪縁日」では、輪投げやヨーヨー釣りなど、子どもが無料で楽しめる縁日の屋台を展開。一定時間ごとに突然妖怪が現れる演出も予定している。

福徳神社では、江戸時代に由緒ある寺社に限って幕府に公認されていた賭博「富くじ」を木札や槍を使って再現する。なお、福徳神社では当時、実際に「富くじ」が行われていたという。10月中旬~25日に、イベント参加店で1,000円以上の買い物をした人に引換券(4,400枚限定)を配布。25日12:00~13:45にくじに引き換え、14:00~15:00に抽選会を開催する。賞品は、三越商品券3万円分や食事券2万円分など。

また、福徳神社前の通りでは、日本橋の店舗および各都道府県のアンテナショップなど計16店の屋台が並ぶ「福徳市」を開催。各店が伝統的な飲食物などの商品を提供する。開催時間は、「日本橋百鬼夜行」と同様に11:00~16:00となる。

「福徳市」(2014年の様子)

最終日となる11月7日には、「大江戸日本酒まつり」を開催。開催エリア内の居酒屋と日本各地の酒蔵がタッグを組んで屋台を開き、日本酒と居酒屋自慢の一品料理を提供するとのこと。開催時間は13:00~19:00。千代田区や日本橋の居酒屋約20店舗が参加する。参加チケット代は、前売り券で1,000 円 当日券1,200円。屋台の酒や料理は別料金となる。なお、前売りチケットは参加居酒屋各店で販売されている。

神田鍛冶町 金物通り特設ステージでは、江戸の町人文化を発信する無料のステージイベントを開催。木遣り、梯子乗り、お囃子、日舞、時代劇の披露に加え、江戸町民に扮した役者が登場し、江戸自体にタイムスリップをしたかのような雰囲気が味わえるパフォーマンスを行う。開催日時は11月7日の13:00~18:00。

※価格は全て税込