デジタル・ナレッジは15日、「高校教員、大学教員に対する反転授業に関するアンケート調査」の結果を発表した。対象は、高校・大学教員の計100名。期間は、4月27日~4月30日。

高校・大学教員の51%が「反転授業」を認知

「反転授業」は、生徒がPC・タブレットを用いて授業ビデオを事前に自宅で視聴し、実際の教室で予習でわからなかった点の教え合いや、応用問題、議論・実習などを行うもの。

反転授業の認知度を聞いたところ、「知っている」(25.0%)、「聞いたことがある」(26.0%)を合わせた51%となった。前回調査より10%増加した。

「反転授業の認知度」

「反転授業の課題」を質問したところ、1位は「授業ビデオにおける教員の負担」(44.0%)だった。以降、2位は「生徒の自宅学習の定番化」、「特に課題と思うことはない」(ともに32.0%)、4位は「生徒宅のネット整備やタブレット費用負担」(26.0%)となった。

「反転授業の課題」