富山県では10月10日から、新たな観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」が運行している。

観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」が運行開始

同列車は、2016年1月2日・3日を除く土・日曜日限定で運行を開始。JR西日本城端線・氷見線を1日2往復する。列車名はフランス語で「美しい山と海」という意味で、高岡・新高岡を起点として山側と海側の双方向に路線が伸びる運行エリアの特徴を踏まえての命名とのこと。愛称は「べるもんた」。

同車両のコンセプトは、「走るギャラリー」。窓枠を額縁に見立て、車窓の風景を絵画のように演出するという。車内には南砺市の伝統工芸品「井波彫刻」などを展示。また、車内サービスでは寿司5貫と"氷見はとむぎ茶"の「ぷち富山湾鮨セット(2,000円)」や、沿線の地酒やおつまみがセットになった「ほろ酔いセット(1,500円)」も楽しめる。いずれも、WEBサイト「VISIT 富山県」での事前予約購入も可能。

コンセプトは、「走るギャラリー」

車内サービスの「ぷち富山湾鮨セット(2,000円)」

なお、運行区間は曜日によって異なり、土曜日には新高岡駅・高岡駅~氷見駅間、日曜日には高岡駅・新高岡駅~城端駅間となる。料金は、乗車券のほか指定席券520円が別途必要。普通気動車1両(キハ40系)の編成で、定員は39人となる。

※価格は全て税込